猫を二匹以上飼うけど仲良くなれる?食事や餌の横取り、上下関係、喧嘩の問題

猫の飼い方

一匹だと可哀想だし、遊び相手がいた方が幸せなはずだと思い込み、安易に猫を二匹以上飼うと問題が発生します。

生後間もない子猫であれば問題ありませんが、成熟した猫がいる場所にもう一匹の成熟した猫を入れると問題が生じる可能性がグンと高まります。

ここでは実際に猫を二匹以上飼った経験のある飼い主さんの体験談やアドバイスを紹介します。

よくある上下関係による喧嘩や食事の問題以外にも、発情期の鳴き声の問題、一匹が病院での手術後、変わった外見になり家に戻ってくると仲が悪くなる問題など、意外な点もあります。

1.二匹が心地良く食事を取る方法

家では二匹の猫を飼っています。一匹は知人から譲ってもらった雑種で今は17歳と高齢ですが、子猫の時から基本室内で暮らして来たため、まだまだ健康で毛艶もよく病院でも褒められるようなおじいちゃん猫。

子猫のとき、ちょうど同じ時期に飼い始めた室内犬と一緒に育ちました。母猫がアメリカンショートヘアなので、体格がよく運動能力も高いです。性格は穏やかで人間に爪を出したこともない。頭が良い子で、お座り、お手、は一緒に教えた犬より先に習得したくらいです。その分ずる賢さを発揮することも度々で、ご飯の収納棚を開けたり、人間の食事を捕ろうとすることもあります。

もう一匹はチンチラペルシャの9歳。ペットショップから来た子ですが、家に来たときは既に9ヶ月でした。性格は割とやんちゃで、でも運動神経は先の子より悪い。もう一匹の子を先輩のようにして、家中付いて回りますが、高い所に登られると付いていけないことも。やんちゃな一方ものすごく怖がりな一面もあり、大きな物音にびっくりして隠れてしまうこともしばしば。

2匹は本気で喧嘩することもなくよいのですが、食べることに対する執着心が全く違い、一緒にご飯をあげるとおじいちゃん猫の方がチンチラの分まで食べてしまうのです。知人から一匹が届かない場所に食器を置くいていると教えてくれましたが、うちの場合は横取りされてしまう猫の方が運動神経が悪いのでこの対策は使えず。そこで食事の時間を一日2回、朝と晩に決めてその間は2匹が食べ終わるまでリードに繋ぐことにしました。

最初の頃は功を奏した作戦でしたが、そのうちチンチラがゆっくり食べても横取りされないことに慣れて、ますます食べるのが遅くなりました。もう一匹の方は放してもらえるまでに長く時間がかかりイライラが募るし、チンチラはご飯の途中で、ろくすっぽ食べない内に遊び始めるし。

そこで次に実施したのは、食事時間を区切って食べ終わっていなくても食器を下げてしまうか、残りが少なければ、おじいちゃん猫の方に目の前で横取りさせてしまうことにしました。すると2回の中の1回を食べ損ねた日には次の食事をガツガツ食べるようになるし、時間内できちんと食べる習慣が出来ていきました。今では2匹とも同じ位の時間で食べ終わるようになり、横取りもしなく、させなくなったので、リードに繋ぐ必要すらなくなりました。長年首輪をしていると、首回りがハゲてくるので、リードに繋ぐ必要がない2匹は首輪からも解放されています。

2.猫は一家に一匹で充分

私の実家の両親は猫を2匹飼っています。始めは1匹だけだったのですが、買い始めた当初、成長が悪く病気がちだったので、気を使って頂いたのか、譲ってくれた知人の方から兄弟でもう1匹いかがですか?と声をかけて頂き、お互い、遊び相手にもなるし1匹も2匹も一緒と思い、気軽な気持ちでもう1匹引き取ることにしたそうです。

ところが、猫の世界では私たちが思うような簡単なことではなかったようです。猫が2匹になるまではたった3週間の差しかなかったのですが、どうやら猫の世界では先に来た方が先輩のようで、後に来た猫(後猫)は先にきた猫(先猫)に居場所や食事などいろいろな面で遠慮しているようです。

幸い、病気がちだった先猫も元気になり、2匹はスクスクと成長していきました。充分大きくなったある日、先猫はメスで、後猫はオスだったので、オスの後猫を去勢手術をすることになり、手術をしました。その途端、後猫は遠慮がちでおとなしめだったのが余計におとなしくなってしまい、その反面、発情期の先猫はギャーギャーとなく始末。後猫の気持ちはわかりませんが、きっと役に立てず申し訳ないと思っているのかもしれません。あまりに先猫が横暴に見えることが多かったので、先猫にも去勢をすることにしたそうです。結果、2匹の猫の上下関係が少しましになったようです。

それでも、2匹の上下関係に揺るぎはありません。特に顕著に表れるのが食事です。

2匹なのでと2皿にご飯を盛ってあげても、先猫が食事を終えるまで、後猫は食事を口にしません。後猫は先猫が満足してその場から去った後やっと食事を開始します。時々、ごちそう的な食事をあげる事があるそうなのですが、その場合、先猫の食欲が特に旺盛で、後猫の分がほとんど残っておらずほとんど食べられないそうです。だから、子供の頃は後猫の方が大柄だったのが、今は逆転しているそうです。その様子に見かねて、時々後猫が1匹でいる時を見かねて、おやつの鰹節をコッソリあげるそうです。しかし、鰹節を開ける音を聞いた先猫がすぐに来るそうで、結局2匹共におやつをあげる羽目になるそうです。

猫が大好きで、たくさんの猫に囲まれて暮らしたいと思う方も多いと思います。しかし、猫の世界は私たちが思っている以上に厳しいようで、上下関係は多分どちらかがいなくなるまで解消されることはないと思います。猫は自由で気分屋さんという言葉は本当で、私たちが構ってもツンとされ、甘えたいときはすり寄ってきてついつい相手になってしまう。それが2匹となると、2匹でじゃれている姿は可愛らしくて見ていて飽きないのですが、そんな姿以外の現実を見てしまうと、猫は1匹で優雅に暮らすのが猫がペットとして飼われる一番幸せな姿なのだと思います。もしどうしても2匹以上飼いたいという方は猫たちを同じ日に飼うことをお勧めしたいです。

3.猫を二匹以上、多頭飼いで困る事

複数の猫を同時に飼うと仲の良い場合もあり、仲が悪いという事もしばしば起こります。

よくあるのは最初に飼っていた猫が新しい猫を受け入れない場合です。私は最初にオス猫を飼っていましたが、その後メス猫を迎え入れました。ちなみに両方とも避妊手術は受けさせました。

この二匹は仲が悪かったです。

オス猫からすればいきなり自分のテリトリーに入って来たよそ者なので当たり前の話なのです。家の中で会えばケンカしてました。結局、二匹にとってストレスの無い環境を考えた結果飼う場所を分けることにしました。

オス猫は従来通り一階で、メス猫は二階の私の部屋にご飯もトイレも置いて二階を主な居住空間にしました。そうすると、顔を合わせる事もないのでケンカは減りましたね。オス猫も二階にメス猫がいる事が分かっているのであまり二階に寄り付かなくなり、メス猫のほうも階下には余程のことがない限り降りませんでした。

猫なりに考えているらしいです。

また、私の友人の家では5匹の猫を飼っていますが、そのうちの一匹だけがメス猫であとはオスです。こちらの場合は仲が悪いというよりは一匹だけのメスにオスがかまうという事らしいです。やはり全員避妊手術はしています。

それでも何かしらメスにちょっかいを出すのでメスがストレスから毛が抜けるまで体を舐める状態に陥り、動物病院にかかってストレスを軽減する薬などを処方されていました。それでもあまり改善されないので、やはりメス猫だけ他の部屋で飼う事にしたそうです。

具体的には家族のお姉ちゃんの部屋に隔離してそこをメス猫の居住空間にしたところストレスが軽減されて毛を舐めるのは止めたらしいです。

猫は神経質な生き物なので、多頭飼いの場合は気を使います。

複数飼いたい場合は、まだ幼い頃に一緒に飼うのが一番楽な方法です。

子供のうちはテリトリー争いをする事もなく、一緒に遊びながら大きくなるので上手くいくと思います。また、大人になった新しい猫を迎え入れるよりは子供の猫の方が受け入れられやすいと思います。子供の場合はテリトリーを犯されるという危機感が少ないためです。

相手にする程のこともないと思ってくれれば、受け入れて貰いやすくなります。

大人になった猫同士は同時に家に迎え入れる以外はあまり上手くいかない方が多いと思います。

先に居た猫はすでに自分のテリトリーを決めているので、そこによそ者が入って来たという認識しかしないからです。

オスとメスでさえ上手くいかないのですから、オス同士だと毎日ケンカという事にもなりかねません。

どうしてもそうなってしまう場合は居住空間を分けて飼うのが一番良いのではないでしょうか。

4.多頭飼いで困ったことは、他の猫の真似をして遊ぶ(カーテンを登る)

可愛い我が家の猫たち。

ひとつだけとても困っていたことがありました。

困ったことというのは「カーテン登り」です。

25年前、友人から譲ってもらったキジトラのぷーちゃん。子猫のころからとてもやんちゃで、運動神経抜群。カーテンにじゃれて遊んでいたある日、興奮してそのままカーテンレールの上まで登ってしまったのです。

子猫なので、落ちたら大変!と慌てて救出し、”ちいさいのにすごいねぇ”なんてのんきにほめていました。

その後、猫好きに拍車がかかっていきました。

捨て猫のぶちを拾い、短毛の子を見ていたら長毛の子も飼ってみたくなり、ペルシャの男の子を迎えて3匹に。さらに保護猫が2匹ふえてあっという間に5匹になってしまいました。

前述のぷーちゃんのカーテン登りは激しくなっていました。

成猫になり大柄な彼女の体重は5㎏。それでカーテンを登るのですから大変です。

カーテンが爪でぼろぼろになるのはもちろんですが、重さでカーテンレールがゆがんでしまうのです。我が家は10年の間にカーテンを4回、レールを2回交換しました・・・。

実はぷーちゃん以外もカーテン登りをするようになっていました。じゃれて遊んでいると、はじめにぷーが登り、そのあとを追いかけるようにほかの4匹が登ります。

おっとりしているペルシャの子まで、カーテンに張り付いているのを見た時は衝撃でした。

どこの家でもあることかと思っていましたが、私の周囲の猫飼いの中には一人もいません。母には叱られるし、金銭的に苦しいし、どうしたら良いものか悩みました。ペルシャのブリーダーさんに相談したら驚く返事が返ってきました。

猫って犬と違って群れませんよね。でも、多頭飼いの場合、一番最初の子の真似をするのだそうです。

我が家はぷーちゃんが登っていたからほかの子が真似したんですね。ペルシャも登りますよといったら、爆笑されました。

現在はぷーをはじめ4匹がお空へ帰ってしまいました。保護猫の片方が19歳でのんびり余生を送っています。さすがにもうカーテンは登りません。

結局わたしは、猫たちが齢をとってカーテンを登らなくなるまで、張り付かれてははがしを繰り返しました。

当時わたしも若く、カーテン代を捻出するのは苦しかったです。

楽しい思い出でもあるのですが、今後多頭飼いをしようとお考えの方にはぜひ、1匹目はおっとりした子をおすすめします

5.複数の猫を飼う時、猫はそれぞれ違う

複数の猫と暮らしていて気がついたことは、猫にも色々な性格の猫がいるんだという事実です。

猫とあまり接したことがない人は、猫の性格にも色々あると言われてもあまりぴんとこないかもしれません。しかし、人間にも明るい人や物静かな人がいるように猫にも利発な猫や人なつっこい猫など、色々なタイプの猫がいるのです。そのため、猫の性格に合わせた接し方が必要になります。

私は三匹の猫と暮らしており、この猫たちはそれぞれまったく性格が違います。

最初にウチに来た猫は、おっとりした性格で人なつっこく煮干しが大好きです。友達が家に遊びに来た時もこの猫はまったくふだんと変わらず、のんびり寝ています。そのため、この猫については人との付き合いに関してあまり心配をしていません。

しかし、二番目にウチに来た猫は、わりと神経質で初対面の人が苦手のようです。そのため、初めての人がウチに来るときには、「この猫は初対面の人が苦手だから最初はあまり打ち解けないけど、そのうちに慣れるからね」と事前に知らせるようにしています。そして、初対面の人とはあまり最初から接近しないように気をつけています。

そして、三番目にウチに来た猫は、明るくておもちゃで遊ぶのが大好きです。どちらかといえば、なでてもらうよりもおもちゃで遊んでもらうほうが楽しいみたいなので、退屈していそうな時にはおもちゃで遊ぶようにしています。

三匹の猫と接した友達には、「同じ猫といっても全然性格が違うんだね」とよく言われます。

確かに、私も猫にこれほど色々な性格の猫がいるとは想像もしていませんでした。それぞれの猫に特徴があってかわいいのですが、それぞれの猫に合わせた接し方をしないと猫がストレスをためてしまうようです。そのため、猫の性格に合わせて、こちらの接し方を少し変えるようにしています。

もちろん、どの猫にも同じ愛情を注いでいるため、三匹の猫と暮らせて幸せだなあと思います。また、猫同士でも気が合う・合わないがあるようなので、できれば子猫のうちから一緒に暮らしていたほうが仲良くなれると思います。

6.新しい二匹目の猫を迎い入れる時に注意したいこと。

私の実家では常に3匹位の猫がいます。30年近くは色んな猫を飼っていました。その時に、飼い猫がいる状態で新しい子猫を買い始めたときの注意点やこうしたら良いことをまとめたいと思います。

猫は体つきはもちろん大きい猫が強いですが、年を重ねた猫の方が強い傾向があります。そして、雄(オス)は喧嘩をしてしまうことは避けられません。

まず、私の経験から雄雌問わず「去勢手術や避妊手術」をした方が良いです。雄は喧嘩をして、負けるとその家に居れなくなります。猫は縄張り意識が強く喧嘩に勝つと、住んでいる家ですら追いかけ回されることがあります。大切な猫を守るために手術をおすすめします。

雌(メス)は喧嘩に負けて出ていくということはないですが、毎年のように子猫を3匹~6匹位産みます。子猫を全て育てることは不可能です。猫のためにも子猫のためにも避妊手術をおすすめします。

という前提条件をご説明した上で、本題の飼い猫と新米猫の関係性についてです。

もちろん、力関係は飼い猫が上です。その上、飼い主に可愛がられたい気持ちも上です。そのため、新しい子猫が来たら「余計に飼い猫を可愛がること」が大切です。飼い猫が拗ねて家から離れることもありますし、今までのようにじゃれて来なくなることもあります。最悪の場合、子猫をいじめることもあります。

子猫は全然気にしていないので、必然的に手が掛かるので、気を付けて飼い猫を可愛がってください。猫はとても素直なので自分の方が可愛がられてると思うと、子猫にたいしてもそんなに気にしなくなります。

もうひとつ気を付けたいことが「子猫の臭い」です。いつもなら、飼い猫を布団に連れていったり、いつもの寝床が決まっていたりすると思います。

そこに知らない臭いがついていると、飼い猫は寄り付かなくなり、自分の居場所が段々と奪われていく感覚になります。そうすると、どこか隅っこに寝ていたり、可哀想な状態になりますので、飼い猫の領域はおかさないようにしてください。

いかがでしょうか。人間の子どもと同じように下の子ばかり可愛がると拗ねてしまうと、怒る機会も増えて、より関係が悪化します。猫も感情がありますので、そこだけは忘れないようにしてください。

7.多頭飼いは要注意!エリザベスカラーの悲劇

我が家には2匹の猫がいます。

一匹はオス、もう一匹はメスで、2匹は血のつながった兄妹です。生まれたときからずっと一緒で、捨てられていたところを保護され、私が里親として迎えました。二匹は小さな頃から仲良しで、いつも一緒にいました。ときにはじゃれあって喧嘩もするけど、気づけばいつの間にかくっついて寝ていました。あの日が来るまでは…。

事件は、二匹が我が家にやってきて半年が過ぎた頃に起きました。二匹はオスとメスということもあり、完全室内飼いで発情期のストレスや病気のリスクを考えて避妊・去勢手術をすることにしました。

まずは発達の早いメスのほうから手術をして、その1ヶ月後にオスのほうを手術しました。メスの場合は開腹手術になるので、術後は術後服というものをきました。お腹の傷を舐めてしまわないようにお腹をガードする服のようなものです。このとき病院から帰ってもとくに二人の関係は今までと変わらなかったのですが、1ヶ月後にオスの手術をしたときのことです。

オスは開腹せず、タマタマの間を切って手術をします。ですので術後服を着せてもタマタマは出てしまい、意味が無いのでエリザベスカラーを付けることになりました。エリザベスカラーとは、猫や犬が、傷口を舐めて悪化してしまわないように、首にまく襟巻きのようなものです。カラーの長さはその動物によって調整します。だいたい耳のあたりまで隠れるくらいの長さになるかと思います。うちの子の場合、ピンクのお花型カラーで見た目はとっても可愛かったです。でもそれよりも、手術で怖い思いをしたのに、さらにカラーで動きを制限されてかわいそうでした。

カラーをしたオスが帰宅しました。メスのときと同じく、とくに変わらず抜糸まで過ごすのだろうと思っていた矢先、キャリーから登場した「襟巻きおばけ」を見た、家で待っていたメスが豹変!シャー!!!!!フー!!!!!!と聞いたことも無い鳴き声で威嚇、威嚇、威嚇!!!それまでは穏やかで、シャーなんて一回も鳴いたことの無かった子が、怯えて怒って「近づくな!!!」と叫んでいます。平和だった我が家はたちまち地獄絵図に…。

とりあえず困惑する襟巻きおばけ(術後のオス)を別のケージに入れて隔離。自宅で待っていたメスはきっと、エリザベスカラー姿が大きくて怖かったのだと思います。病院の臭いなども付いていて、違う猫がきた!と思ったのかもしれません。とにかく、カラーのせいでそれからしばらくは威嚇がとまりませんでした。

本当に困りましたし、このまま仲悪くなってしまうのかと悲しくなりました。でもそこはさすが猫!3日目にはその姿にも慣れ、いつのまにかくっついていました。それから一週間後の抜糸までに、もとの仲良しの二匹に戻っていました。

でも、今回、このような事態になってしまい、二匹ともお互いに大きなストレスがかかってしまったと思います。エリザベスカラーがこのような影響を与えるというのは知らなかったのですが、事前に調べておけば…と後悔しました。病院によって、カラーを使用しない方針のところや、いろいろと配慮の仕方が違うので、今後手術をされる予定の方で、多頭飼いの方は、事前に病院に確認をしておくのも良いかもしれません。手術は人間の都合でするものでもあるので、なるべく猫にストレスをかけないようにしたいですね!

8.猫を2匹以上飼うと猫同士の喧嘩に用心してください

猫を2匹以上飼っているという方は猫が成長するにつれて注意する必要があります。

猫を1匹だけ飼っていたのですが、猫が寂しい思いをするのではと思い2匹目の猫を飼うようになりました。2匹とも同じくらいの大きさで、まだ子供ということもあり最初は警戒していたものの、次第に仲良くなっていき毎日のようにじゃれて遊んでいました。

そんな日がいつまでも続くと思っていたのですが、2年の月日が流れ2匹とも成猫へと成長と遂げると2匹の関係に変化が訪れてしまったのです。

それは本気の喧嘩をするようになったということです。

これまではじゃれ合いの中で噛んだり猫キックをしたりと可愛いげがありましたが、本気の喧嘩となるとお互いに鼻息を鳴らしながら唸り声を出して威嚇し合っているのです。

そこからは手が付けられないくらいの喧嘩となり2匹の体の毛がまとまって飛び散ったり、猫たちの水を引っくり返したりと散々なものとなってしまいました。

体の毛が抜けるくらい爪で引っ掻き合っている喧嘩なので、猫の爪は必ず切っておいた方がいいです。飼い主の方によっては面倒くさがって爪を切るのを怠ったり、前足だけの爪を切って後ろ足の爪を切らないという場合もあるようですが、前足後ろ足とも爪は切っておいた方がいいです。

先にも書きましたが猫は喧嘩になると猫キックも行いますから後ろ足の爪が相手の顔面に当たってしまうと大ケガの原因となってしまいます。

そうなると病院に連れていくこととなりますから余計な費用だってかかってしまうのです。ですので猫の爪は常にチェックすることをお勧めします。

私の家ではこのように喧嘩が絶えない状況になっているので、私が留守の間は絶対にこの2匹を同じ部屋に置かないようにしています。1匹はリビングでもう1匹は寝室という風にしておけが留守の間に喧嘩もしないですし、帰宅後に部屋が大変なことになっている状況もなくて済むのです。

もちろん常に喧嘩ばかりをしているという訳ではなく寒い季節になるとお互い体を寄せ合って仲良く寝ていることもあるのです。いつもこうだと安心なのですが猫にも猫なりの感情があるので大変です。

9.二匹以上の猫の多頭飼いをしたら喧嘩!対策は?

猫を一匹ではなく複数匹飼っているという、いわゆる多頭飼いをしている方もいらっしゃるのではないかと思います。

猫の多頭飼いをしていると気になることに猫同士のケンカがありますね。仲良くしていたはずなのに急にケンカが始まってしまったりするとどうしたら良いのかわからなくなってしまうでしょう。そのようなとき、実はほうっておくことが良い場合が多くなっています。

私の友人も最近多頭飼いをはじめました。知人宅に子猫が生まれ、あまりにもかわいかったので迎えることにしたそうです。

先住猫とうまく関係を築いてくれるか少し不安だったようですが、先住猫は比較的穏やかな性格でしたし、事前ににおいを覚えさせたりトイレを増やしたりしていたためとくにトラブルもなく打ち解けることができたそうなのです。

これなら安心だなと思ったのもつかの間、ある日、友人が自宅でスマートフォンをいじっていると突然けたたましい鳴き声が響き渡り、びっくりしてそちらをみると猫同士がケンカをしていたそうです。

仲良しになったものだと思っていたので慌ててしまい、ひとまず止めたそうですが、またいつ起こるかわからないので注意深く見ておくことにしました。観察の結果、恐らくこれだろうというケンカの原因を突き止めることに成功したそうなのです。

友人の猫たちの喧嘩の理由は恐らくじゃれ合いがエスカレートしてしまったことです。

二匹で楽しく遊んでいたけれどそれがだんだんと本気になっていってしまったのですね。その証拠にしばらくケンカをさせておくと自然と治まり、またいつもの二匹に戻ったとのことでした。

多頭飼い猫同士の喧嘩の理由はじゃれ合い以外にも縄張り争いや匂いの変化などがあるそうです。基本的に放っておけば治まるようですが、万が一攻撃しあっても流血沙汰にならないように爪を切っておいたり、キャットタワーやケージなど猫同士が距離を取りやすい場所を用意しておくなど事前対策をしてあげると安心でしょう。

多頭飼いをする際には新入り猫をばかりを可愛がるのではなく、先住猫も可愛がって仲良くできる空気を作ってあげたいものですね。

10.先住猫が別の場所でおしっこをし始めた。

もともと5歳の雄猫を飼っていたのですが、仕事の関係で家を空けていることが多いため一匹で留守番するよりももう一匹の遊び仲間がいたほうがストレスが少ないのではと思い、もう一匹の猫を新しく迎え入れました。

最初は先住猫も新入り猫に対して警戒していてなかなか仲良くできませんでしたが、それでも半年ぐらいたつと二人で仲良くクッションの上に丸くなっていることも増えてきたので私も安心しきっていました。

ところがある時、私のベッドの布団の上に黄色いシミができていることに気づきました。

臭いからすると明らかに猫のおしっこでした。私はてっきり新入りの方が粗相をしてしまったのだと思っていたのです。とりあえずその場は洗濯に出して様子をみていたのですが、それからもちょくちょく玄関のラグの上におしっこがされていたり、ソファのクッションの上におしっこがされていたりと、粗相の回数は増えてきました。

その度に新入り猫の方を、犯行現場に連れて行って叱るということを繰り返していたのです。ところがある日ついに犯行現場を目撃したのです。

それは新入り猫ではなく先住猫のほうの仕業だったのです。今まで一度もトイレ以外の場所でおしっこをしたこともなかった子だったのでかなりショックでした。つまり新入り猫のほうはとんだ濡れ衣をかぶせられていたというわけです。

二匹の猫は、一見うまく行っているようにみえても実際には先住猫のナワバリ意識のせいで、おしっこによるマーキングが増えてしまったという結果でした。

どうやってこのマーキングをやめさせるかについてはネットなどで調べて、とにかく先住猫を第一に扱うようにすることで改善するということだったので、食事も先住猫を優先、ブラッシングも優先、遊ぶ時も呼ぶ時も最優先をこころがけました。

すると半年ぐらいで、自然にマーキングすることはなくなりました。かなり長い期間おしっこを繰り返されて本当にストレス爆発寸前でしたが、私の先住猫への対応の知識不足が招いたトラブルだったので反省しています。

新入り猫を迎え入れる時には、先住猫を一番に扱ってあげることが本当に大切です。トイレトラブルだけでなく他のトラブルが起きる可能性もあるのでぜひ先住猫をたっぷりと可愛がってあげるようにしてください。

11.猫の二匹以上の多頭飼いにおける、排泄物確認の難しさ

猫は体調の不良を隠すのがうまい動物だと言われています。痛みに対しての耐性が強く、どれだけ慣れていても表情の違いを読み取る事が難しいことがあります。

それが多頭飼いになるとなおのこと、見るべきものが大過ぎて一匹一匹の体調の管理は難しくなります。そういう際に健康管理の目安になるのは、「食欲の有無と排泄物のチェック」です。

食欲の確認は多頭飼いでもしやすいですが、排泄物になると誰が誰のものなのかが分かりにくくなってしまうもの。

一般的に猫用のトイレの目安は、頭数より1つ多く用意するのが猫にとってストレスがないと言われていますが、どこに誰がしたのかは、ずっと見ていないと分かりません。

一日中家にいられるならば付きっきりで確認できますが、仕事をしているとそうそう簡単に出来ることではないですよね。

では、そういった場合どうすればいいのでしょうか。

そもそも猫は、自分の匂いという物を大切にする習性とともに、他の猫の匂いを消そうとする習性があります。特に去勢をしていない猫によく見られる傾向なのですが、他の猫の匂いを自分の匂いで上書きしようとするため、同じ場所に排泄をする場合があります。そうなると余計にチェックが難しくなってしまいます。

①そこでまず出来る対処としては、去勢をすることです。

去勢をすることでホルモンの分泌が抑えられ、上書きをしようとしての排泄回数を軽減できる可能性があります。また雌猫は避妊手術をすることで、生殖機能に関する病気になる可能性が低くなるので、もしまだ去勢・避妊をしていないのであれば考えてみる事をおすすめします。

②次に試して欲しいのは、トイレの場所を出来る限り離してみること。

猫にはコアエリアと呼ばれる自分の気に入った所に常駐する習性があります。なので、それぞれが気に入っているスペースの近くにトイレを配置する事で、各々が一番落ち着くトイレを使う可能性が高くなるのです。ただしいくら気に入っている場所に近いといえど、えさ場の近くには置かないようにしましょう。

③最後に、トイレの種類を替えてみることです。

市販のものだけでも沢山の種類があります。猫は綺麗好きであり、また気難しい性格でもあります。トイレの大きさが身体にあっていない、フチの高さが気に食わない、砂の大きさが変わった等、人間にとっては些細なことでも猫にとっては極度のストレスになってしまうのです。猫それぞれの好みのトイレを把握する事が出来れば、自ずと誰がどこで排泄をしているのかの確認もしやすくなります。

何匹いても、猫はとても可愛いものです。だからこそ、個別にしっかりと排泄物の確認をして、体調の変化にはいち早く気付いてあげたいですよね。トイレの場所と種類を変えるだけで、猫達の異変に気がつきやすくなります。排泄物の確認方法に悩んでいる方がいたら、ぜひ試してみてください。

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