猫の体調や具合が悪そう、おしっこをしていないの結果、泌尿器系疾患だった!治療法は?

猫の病気

私は生まれた時から今に至るまで、ずっと猫がいる環境の中で育ってきました。それだけ猫と一緒にいるとなんとなくですが、いま何を考えるているのか、何を喋っているんだとか、分かるような気さえします。

しかし、それでもやっぱり猫の具合が悪そうな時は、何が原因なのかはさっぱり分かりません。こればかりは、医者頼みです。最近あまりエサを食べない、元気がない、全然遊ばなくなったとうことには比較的気がつきやすいとは思うのですが、猫のトイレをよくチェックしておくことも、猫の体調不良に早い段階で気がつく1つのポイントとなります。

私が以前飼っていた白猫の場合ですと、エサはよく食べるけど、あまりオシッコをしていないということに、私の母親がある日気がつきました。最初は、「こういう時もあるわよね」と思っていたようなのですが、そのうちどんどん元気もなくなってきました。

さすがに不安になり動物病院に連れていったところ、オシッコが出づらくなる泌尿器科系の病気でした。手術こそはしませんでしたが、その日以来薬を服用しなければならなくなり、最終的にその病気が原因で、数年後に死んでしまいました。

もっと早く病院に連れていってあげれば、薬を毎日服用したり、辛い思いをしなくても済んだのかもしれないと、私の母親は後悔していましたが、どうやらその病気は白猫がよく発症するものだったようです。猫を飼うにあたって「◯◯種の猫は、△△病になりやすい」といった情報も、事前に調べて知識としていれておくのも良いかと思います。

また、日頃から猫の行動や癖を、じっくり観察しておくことで、異変や体調不良に気がつくことができるでしょう。

行動や特徴をしっかりと把握できるように、猫日記をつけておくのも、1つの手段です。例えば、今日はご飯をたくさん残したとか、よく遊んだとか、ずっと寝ていた…などなど。とにかく、気が付いた事はなんでも書き込みましょう。

愛猫に対して愛情だけではなく、人と接する時同様の気配りや思いやりを意識付けることも大切です。

猫の泌尿器系疾患の治療法

私は昔から猫を数匹飼っているのですが、経験上泌尿器系の疾患にかかる子が多いと感じました。

やはり私の周囲にも同じような悩みを抱えている人たちも多く、そういった人たちにとって有効な治療法を多くの人たちに知ってもらいたいと思っています。

私が飼っていた猫の内、オス猫が最も重篤な症状になったことがあり、私が初めて異変に気付いたのは、猫が何度もトイレに行ったり来たりを繰り返して、長時間砂の上に居座ると言った異常行動を発見したのがきっかけでした。

こういった場合、おしっこの量などを確認して、全く出ていなかったり、数滴づつしか出ていない場合には、ほぼ尿道が詰まっているということが考えられるので、すぐにでも動物病院に連れていくことが大切です。

私の猫の場合、まだ若いオス猫と言うこともあって尿管が狭く、エコー検査でも尿道や膀胱に大量の結石が詰まっているのを確認できました。

すぐにカテーテルを挿入して結石が取り除かれたのですが、その後もまだ膀胱内に残っていた結石が膀胱壁を傷つけて、炎症による膀胱炎を併発して、そのため抗生物質の投与をすることになったのです。

尿道結石は増殖した細菌や剥がれ落ちた細胞壁を核にして大きな石に成長するようで、そのためただ石を取り除くだけではなく、同時に炎症も抑えることが有効な治療法となります。

更に私の猫の場合は、尿道の狭いオス猫だったので、会陰尿道瘻設置術と言う尿道の拡張手術を推奨され、実際に手術を施したところ、尿道に結石が詰まるという事態だけは避けることが出来るようになり、ひとまず安心しました。

しかしそれでも根本となる結石がまだ膀胱内にたくさん残っていたため、抗生物質による炎症の治療に加えて、食事療法による結石治療を行うことにしたのです。

猫のかかる泌尿器系疾患の中でも多い結石ですが、その中でも更にストルバイトとシュウ酸カルシウムの二種類の結石があり、今回は比較的溶解のしやすいストルバイト結石だったので、比較的治療もしやすいと医者にすすめられた療法食だけを与えるようにしました。

こういった結石用の療法食を与える時は、素人判断に任せずにちゃんと獣医の診断を受けてから指示に従って与えるのが重要です。なぜなら療法食には複数の種類があり、結石の種類によって必要な療法食が変わってくるためです。

ストルバイトに効果があるからと言って、治った後も尿のpHを酸性にし続けていると、今度はシュウ酸カルシウムのできやすい体質になってしまうこともあるため、定期的な診断によって適切な食事を与えて尿のpHを管理していくことが、猫の泌尿器系疾患を克服するための近道になります。