猫のイタズラはしつけ可能?いつまでの時期にやんちゃは落ち着く?

猫の飼い方

「猫のイタズラや、やんちゃな性格に困っている。」

という飼い主さんは多いかと思います。

机の上に乗って物を落とされたり…、ご飯を食べられたり…、帰宅したら部屋中散らかっていたり…。

猫は意外と手のかかる動物です。

ここでは、そんなイタズラ好きでやんちゃな猫を飼った経験のある飼い主さんの体験談とアドバイスを紹介します。

1.猫のしつけで一番効果的な方法は霧吹き

猫を飼うと様々な問題に直面します。壁をどこでもガリガリひっかく、コード類をかじって楽しむ、物置の中でガサゴソと何かを物色し、おつまみのスルメを食い散らかす等、時にとんでもない事をしてくれます。

基本的に猫は日中を寝て過ごし、私たちが寝静まる夜中に活動を開始するので、悪さに気が付くのは朝起きてからと言うことが多いです。そうなると困ってしまうのがしつけ。良し悪しを教えるには、悪さをした時に現場を押さえる必要がありますね。

ハッキリ言って猫は脳のキャパシティがそれほど大きくないので、何事も忘れやすい傾向があります

何か良いしつけ方法はないかなぁと思っていたところ、“霧吹き“が良いとの情報を得ました。

猫は体に水をかけられる事が大嫌いと言う習性を利用して、何か悪さをした時に霧吹きで少量の水をかけるのです。すると猫はこれをすると水をかけられる!と学習し、以降特定の場所で悪さをする頻度がグッと減ります。

霧吹きのスプレーボトルは100円ショップ等で購入した物を2つ使用しました。現場を押さえるためにはサッと手の届く場所に常備しておく必要があります。これが意外と難しく、スプレーを取りに行っている間にチャンスを沢山逃してしまいました。

そして霧吹きは直接猫に向かって噴射しないようにしましょう。

ちょっと離れた場所にかする程度シュッとするだけで一目散に逃げて行きます。それはもう、そんなに水が怖いの?と言うくらいに。しかし実際のところ猫の習慣も絡んでくるので、壁ガリガリや物置の中の探検などを100%辞めさせることはできません。

また猫のストレス発散の為にも、爪とぎグッズやおもちゃを用意してあげましょう。

仮に自分もあれもダメ、これもダメと言われたら嫌ですもんね。つい悪さをして霧吹きをかけられた後はアフターフォローをするよう心掛けています。さすがに動物も反省していると態度や表情で分かります。

これから一緒に楽しく生活していく為にも毎日のスキンシップは大切に!余談ですが、ふとした時に消臭スプレーを使用すると霧吹きを思い出すのか、猫が目を真ん丸にしてこっちを見つめてくることが多々あります。ちょっとこれは申し訳ないと思います。笑

2.イタズラされないように飼い主が改善するように心がけることも大切

不思議なものでヤンチャな猫ほどカワイイと感じてしまいます。猫の成長過程を振り返ってみても、ヤンチャ盛りが一番思い出が深くなるものです。

ただヤンチャだから仕方ないでは片付けられないようなイタズラをしてしまうのも猫の本能なので、飼い主は猫の行動には注意が必要なのです。

私が経験した許せない猫のイタズラは重要書類を破かれてしまったことです。その日は保険に加入するための重要書類を書いていたのです。書類に書き込みを行っている最中でも、何度も猫がボールペンに反応するので、脱字になることもありました。

何とか修正をして書類を書き上げることができ、ファイルに挟んでテーブルの上に置いていたのです。私はファイルに挟んでいるという安心から猫が書類に手を出すとは思っていませんでした。

しかし、その安心は間違っていたようで、私が買い物に行っている間に猫がファイルをテーブルから落とし、さらに重要書類に爪を立てたり噛んだりしていたのです。

買い物から帰宅した後は書類の紙くずだらけとなっていて、その時はさすがに猫のカワイイいたずらとは思うことができませんでした。

ただ怒りを猫にぶつける訳にはいきませんから、結局は重要書類をしっかりと保管しておかなかった飼い主の責任でもあると痛感したのです。

猫という生き物は動く物に反応しますが、その他にも紙にも反応することがあるのです。よくある例が新聞紙です。新聞を捲っていると猫が捲る時の音に反応したり、紙と紙の隙間に入ってきて新聞紙を破くなんてこともあるのです。

新聞紙ぐらいだったら大丈夫なのですが、絶対に破かれてはいけない用紙となると問題になってくるので、必ず重要書類を扱う際には猫を近づけないようにした方がいいです。同時にその書類を猫の目の届く場所に置きっぱなしにはしないようにしてください。

また猫は悪意があってそんなイタズラをしている訳ではなく、猫の本能のもと行っているので、絶対に叱らないであげてほしいのです。まず叱っても理解できるような生き物ではありません。飼い主の自己管理を徹底することが一番ということです。

3.やんちゃでイタズラ本能のある猫に注意すること!

私の家では半年に一度のペースで大掃除をするようにしていますが、その度に思わぬ発見をすることがあったりします。その発見の原因を作っているのが飼っている猫のせいなのです。

大掃除ともなると普段は動かさないような大きな家具を動かして拭き掃除を行ったりしますが、家具を動かしてみると紛失していた万年筆が見つかったのです。

この万年筆は知人から譲り受けた大変高価な代物で私は大切に使用していたのです。ところがその万年筆が急に無くなったので誰かに盗まれたのかと思うほど気にかけていたのです。

もちろんこの万年筆を盗んだのは飼い猫なのですが、まさかタンスの裏にまで持っていくとは想像もしていませんでした。しかも万年筆が見つかったのはいいのですが、明らかに猫が噛んだ跡がしっかりと残っていて、私の保管方法に甘さがあったのだと反省しています。

このように猫は飼い主が使用している物を自分の遊び道具にしてしまう癖があるのです。今紹介したのは万年筆でしたが、他にも耳かきを遊び道具にされたこともあります。

それに気付いたのは耳垢を掃除しようとした時でした。何故かいつもよりもチクチクするなと感じて耳かきの先端を確認すると、ここにも猫の噛み跡が残っていたのです。しかもヒビも入っていたのです。

耳かきぐらいは割りと安い代物ですが、これを何度も繰り返されているので、塵も積もればなんとやらです。したがって耳かきの保管場所も考えるようになりました。

最後に耳かきに関連したことで注意をしてほしいことを紹介させえていただきます。繰り返しになりますが、猫にとって耳かきは遊び道具にしか見えていないのです。

つまり飼い主が耳かきをしている最中にも猫は耳かきを狙っていると思った方がいいです。想像してみてください。耳かきをしているのに猫が飛びかかってきたらどうなるのかをです。

大変危険です。仮に猫が寝ているから安心してはいけません。耳かきをしていると微かな音もなりますから、それで目覚めることも可能性としてはあります。絶対に猫から目を離さない状態で耳かきをすることをお勧めします。

4.やんちゃなオス猫を落ち着かせる方法

とあることから突然うちにオスの子猫がやってきて、飼うことになりました。

今まで犬を飼ったことは何度かあったのですが、猫を飼うのは初めて。猫の世話の仕方はよく分からなかったので、猫を飼っている友人や近所の人に「どんな餌をあげたらいいのか」「トイレはどうすればよいか」「どんなふうに躾したらいいのか」などその都度尋ねながら育ててきました。

生後1週間ほどでうちに来たので、初めは小さくてとても可愛かったのですが、大きくなるにつれてどんどんやんちゃになってきました。家の中を走り回ったり、机の上に登ったりとどんどんエスカレート。

このまま大きくなって、さらに暴れまわられては困ると思っていたところ、友人から「オス猫は生後半年くらい過ぎると発情期に入って、いろいろな場所におしっこしてマーキングするようになるから速めに去勢した方がいいよ。去勢したら穏やかになるし」と勧められました。

友人の勧めに従ってさっそく家の近くにある動物クリニックへ猫の去勢について相談しに行くことに。

クリニックの先生の説明によると、友人が言ったように生後6~8ヶ月くらいになると発情期をむかえるため、その前に去勢をした方がよいとのこと。去勢をすることによりスプレー行為(尿マーキング)や放浪癖、攻撃性を抑えることが出来るということでした。

先生がとても親切で、クリニックの雰囲気もよく、ちょうどうちの猫も生後5カ月くらいだったので、手術をうけさせるならちょうどいい時期かなと思い、そのクリニックで手術をお願いすることにしました。手術費用は約2万円ほどとのこと。

数日後、早朝から猫をクリニックへ連れて行き、手術を受けてその日の夕方にはうちへ連れて帰ることができました。猫の去勢手術って意外と早く終わるんですね。

去勢手術を受けてからは確かに穏やかな性格になったように思います

たまに外へ出て行くこともありますが、何日も家に帰ってこないということはありませんし、子猫の時のように暴れまわったり、引っかいたりすることもなくなりました。

それぞれの猫によって多少の違いはあるでしょうが早めに去勢手術を受けさせておいて良かったです。

5.家の中がめちゃくちゃ!しつけは意味なし!もう1匹の猫を飼ったら改善した

2匹の猫を飼っている友人の話です。

もともと猫好きな友人は、最初ペットショップで一目惚れした猫を飼い始めました。

アメリカンショートへアのとても可愛い男の子です。家に来た時は3ヶ月でとにかく遊びたい盛りで、活発でイタズラ猫でした。しかし友人は1人暮らしで、日中は留守にすることが多かったため、子猫は1人で寂しかったのか、留守中に悪戯はエスカレートし、ティッシュを全て出してボロボロにする、机やキッチンに登りいろんなものを落す、壁やソファーで爪を研ぐなど、家がどんどん荒れていきました。

そしてそのうち、ソファなど布があればそこで粗相をすることが頻繁になるなど、問題が多発してきました。

とてもお洒落でインテリアにも凝っていた家は見るも無残になり、友人は日々ストレスで、徐々に猫が可愛いと思えなくなってしまったと言います。

私も猫を飼っているのでわかるのですが、言葉で怒っても、態度で示しても、何をどうしても猫には通用しないことがほとんどなのです。しかし、自分で家に向かえた猫をまさか手放すわけにもいかず、なんとか悪戯や粗相が減れば良いといろいろ考えた友人は、猫が日中寂しいのかもしれないと思い、もう1匹猫を迎えることにしました。

今度はペットショップではなく、ある程度大人の猫で、そのやんちゃな子猫のお母さんのようになってくれる猫が良いと思い、保護猫団体に問い合わせをしてみました。

幸い比較的近くの場所で譲渡会をしているので出向いて相談し、そこで勧められたのが2歳になる三毛のメス猫で、子育ての経験もあり、しかし若いのでまだよく遊び、粗相など困った行動は一切ないということでした。

保護猫団体の場合はペットショップとは違ってトライアルという1~2週間のお試し期間があって、先住猫との相性を確かめることができることがほとんどです。

手続きはとても早く早速トライアルを始めると、当時6ヶ月だった子猫はすぐに遊び相手ができたと大喜び、そして迎えられた2歳の三毛猫も最初は様子をうかがうような素振りがあったということですが、3日目には子猫と一緒に寝るほど仲良くなってくれたそうです。

肝心の子猫の粗相、悪戯については、完全に無くなったわけではないのですが、関心が三毛猫のほうに向かったためかかなり減って落ち着いてきたそうです。しかし壁での爪とぎだけはなかなか頑固ですが、そこはもう諦めたと言っています。

そして三毛猫の方は家に来たその日からトイレも完璧、爪とぎは市販の爪とぎ段用ダンボールでのみ、食事は好き嫌いなく何でも食べ、文句なしに良い子です。

そしてやんちゃな子猫の遊び相手にもなってくれて、あまりに鬱陶しい時はテレビの後ろでそっと寝ていということです。

友人は冗談で三毛猫にはお給料をあげないといけないくらいだと言います。

猫は本能で生きているため、本当にしつけは難しいペットです。

このケースは基本は寂しかったり、暇だったりしたことが原因で、遊び相手を得られたことでかなり改善されましたが、原因が特定できず単にその猫の性質だということもあるようです。

そのため改善はその子その子のより違うので一概には言えませんが、これから猫を飼いたいけれど家が荒らされるのはちょっとと躊躇されている方は、最初から猫の性格が把握できるある程度大人になった保護猫を家に向かえるという方法もおすすめしたいです。

6.好奇心旺盛なイタズラ猫だから注意!危険なものと大事なものは収納すること

子猫の時に拾ってきた猫を飼っていました。初めてのペットということもあり、とても可愛いがっていて室内飼いをしていたのですが、室内だけだと遊べる場所がないのでとにかく部屋中が遊び場になってしまいます。

気付いた時には部屋の壁紙の一部がビリビリになってしまって大変でした。わざわざ爪とぎ用のアイテムを購入したにも関わらず、そちらには全く見向きもしません。とにかくいたずら対策をするのが大変でした。

一度、サボテンを部屋に飾っていたのですが、買ってきて早々気になったらしく猫はサボテンに手を出しました。サボテンはトゲがありますので、猫は「攻撃された」と思ったらしく反撃を繰り返して、とうとうサボテンを根こそぎ引っこ抜いて1週間もしないうちに枯らしてしまったのです。猫のほうも、サボテンのトゲでケガをして少し負傷をしていました。

猫は高い場所も平気で登ってしまいますので、触られたくないものは手が届かない場所に移動して避難させなくてはいけません。また予想外の場所にも手が届きますので、仕事から帰ってきて部屋に入ってびっくり!というようなことが度々ありました。簡単な戸棚ならすっと開けてしまいますので、大事なものはちゃんとしまっておきます。

しまえるものならいいのですが、一人暮らしの時に特に困ったのがゴミ箱です。においのするものが捨ててあると必ずひっくり返して部屋中にばらまかれていました。ですから生ゴミは三角コーナーに捨てずにその都度袋に入れて縛って、冷凍庫で凍らせていました。

猫のエサが入った袋も、どうやってもニオイをかぎつけてしまいます。何度か部屋にバラまかれたあと、一番の隠し場所は洗濯機の中になりました。洗濯機のフタは猫でも開けられないことが分かりました。においのあるものと、猫の興味をそそるものは最初から絶対取り出せない場所にしまうのが一番です。

まだいたずらして散らかされるくらいならいいのですが、ケガにつながるようなこともあります。

それは危険なものの誤飲です。毛糸玉やヒモで遊ぶのが好きだったのですが、ある時裁縫箱の中の糸で遊んでいました。そして運悪く、針に通っていた糸を飲み込んでしまったんです。気付いた時には針が口の中に消えるところでした。結果、かわいそうなことに開腹手術で針を取り出すことになってしまいました。

病院でも猫の誤飲は比較的よくある事故だと言われました。好奇心旺盛だからこそ、小さい子どもだと思って気をつける必要があります。思わぬケガを避けるためには、危険なものは絶対に手が届かない場所へ、触られたくないものは工夫をして隠すことが大事です。

7.悪戯ばかり。攻撃性が強いのはどうして?猫のしつけのポイント

友人が猫を飼い始め、ある相談を受けました。とても攻撃的なので引き取って欲しいとのことででした。詳しく話を聞くと、寝ている間に顔を引っかかれたり、飼い主が食事中にテーブルの上に乗り、食べ物を奪っていくなどでした。その他にも、わざと飾り棚の上へ登り、大切にしているものばかりを床へ落とし壊されてしまうとのことでした。

私はその猫ちゃんを引き取り、しばらくの間様子を見ました。友人が言っていたように、夜間に私の布団の上で暴れたり、オーディオを机の上から落とし壊してしまったりしました。

私はその度に、まずは叱らず、猫用のおもちゃで30分程遊んであげるようにしました。すると2週間程で猫ちゃんからの意地悪は治まり、次第に向こうからすり寄って来てくれるようになりました。あまり構ってもらえず、淋しかったのではないのかなと思います。犬は人につき、猫は家につくと言いますが、案外そうでもないです。

ひとつポイントがあり、叱るときは、絶対に名前では叱らないということです。「○○ちゃん!」などと怖い顔で大声を出すと、「○○ちゃん」と言うワードに対しマイナスなイメージを抱かせてしまうからです。

人の食べ物を欲しがったり悪戯をしたら、思い切って「ダメだよ!」「いけない!」「コラ!」と言った具合の”叱る言葉”を使って、猫ちゃんの鼻の上で人差し指を立てましょう。猫は頭が良く、悪いことをしている時、それなりに自覚をしています。ダメ!いけない!コラ!と言った叱るワードを繰り返し使って行けば、自然と猫ちゃんも理解し、怒られた時にはやれやれと言ったような表情をし、素直に言うことを聞いてくれるようになります。

ただ、壁紙をひっかくといった動作や、トイレ砂を足で散らかすといった行為は本能的なものであって、悪戯では無いので叱らないであげてください。ペット用品関連の物で色んな対策グッツが売っていますので、そちらをお試し下さい。

猫ちゃんは気まぐれで自分勝手なイメージもあるかと思いますが、愛情をもって一緒に暮らせば、必ず良いパートナーになってくれる筈です。ゴロゴロと喉を鳴らし、膝の上で眠っているふわふわの猫ちゃんの姿を見ると、とても愛らしく癒されますよ。

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