【野良猫を拾う】捨て猫の子猫を保護、拾った時の飼い方,餌,病気,警戒心などの注意点

猫の飼い方

「捨ててある猫を拾おうか迷っている。」

「野良猫の子猫を拾ってきた!」

等、ペットショップで買ったり、知り合いから譲り受ける以外にも、猫を飼い始める機会はあります。

ここではもし猫を拾った場合、どのような飼い方や注意点があるのか、実際に野良猫を拾ってきた経験のある飼い主さんたちの体験談やアドバイスを紹介します。

1.子猫を育てるのは大変

50代男性会社員です。私は今まで約20匹ほど猫を飼ってきましたが全て拾い猫です。その中でも誰かが捨てて行った生まれてすぐに近い小さな子猫を拾った時のお話をしたいと思います。

我が家は大の猫好きとして近所でも有名で一時は同時に8匹ほどの大所帯でした。そんな噂をどこからか聞きつけたのか勝手に家の敷地内に捨てて行ったらしく、段ボール箱に産まれたばかりの目の開いていない子猫が3匹入っていました。

明らかに捨てて行ったことが分かり正直驚いたとともに怒りもありました。

しかし、またどこかへ置いて来たり保健所に処分を依頼することも到底出来る筈もなく、うちで面倒を見ることにしました。(多分そんな性格も読んでうちに捨てて行ったんだと思いますが)

さて、うちで面倒を見ようとなったのはいいのですが、今まで成猫の野良猫を保護してそのまま家族として迎え入れていたので、さっぱりどうしていいか分かりませんでした。

子猫ということでミルクしか口に出来ないので、早速牛乳を与えて数日間は過ごしていました。しかし、急に牛乳を飲まなくなりそれだけでは無く排便も滞っていることに気が付きました。(うち1匹は下痢気味)

掛かりつけの動物病院に連れて行くと先生からは”牛乳は子猫ならずとも猫に与えてはいけないんですよ、猫専用の粉ミルクが売っているのでそれを与えてください”との事でした。

牛乳には脂肪分が多く含まれておりそれが猫には合わない様で、下痢や便秘になりやすく、場合によっては命を落とすこともある、とのことでした。

早速ホームセンターのペット用品売り場で粉ミルクを買い与えることにしました。数日ほどすると体調が戻ったようでよく飲んでは元気になりました。

2週間ほどすると目も開き部屋中を駆けずり回るほどに。因みに便秘の子には浣腸をしてもらい、下痢の子には整腸剤をミルクに混ぜてあげることで腸の調子が回復したようです。

もう今ではその子たちも生涯をまっとうし天国へ行きましたが、きちんと育てられて良かったと思っています。飼えなくて捨てていく人の気持ちも分からなくはないですが、捨てられた子たちが悲惨な末路をたどることが多いということを考えると、きちんと飼い主の責任は果たしてほしいと思いました。

2.生まれたて子猫を保護し育てる時の基本的な飼い方や注意点

生後間もない猫の赤ちゃんの育て方で大切なのは、「保温」「授乳」「排泄」です。

まず、保温です。

生後まもない子猫は自分自身では体温を保持する機能がまだ未発達なので暖かい環境を用意してあげなくてはいけません。親猫や兄弟がいれば寄り添いあって暖かいので大丈夫ですが、特に一匹を育てる時には注意して暖かい環境を作ってあげなくてはいけません。

段ボールに季節に適した素材のタオルや小さな毛布、寒い季節ならば小さな湯たんぽ(簡易ならばペットボトルにタオルなどを巻いて)体温位の暖かさをキープしてあげると最適です。暑ければ子猫が移動できるようにうまく置いてあげましょう。

次に授乳です。

必要な物は子猫用シリンジ・哺乳瓶・子猫用ミルク・温度計(あると安心)濡れティッシュやコットンなど。保護した子猫などの場合はまず病院で診察していただいて、そこでミルクなどを購入するのもいいかもしれませんね。

実際にやり方を見れますし、一度診察していただくと安心です。

授乳は誤嚥しないよう仰向けにはせず、背中が上もしくは身体を支えて縦にした状態で与えましょう。

いらなくなったり、ミルクが出なくなったなどの時は自分で離しますので、つまりをとってあげたり、もし冷めてしまっているようなら湯せんして温めてあげましょう。

飲ませる量は体重によって変わります、調合方法も詳しいサイトやミルクの表示を参考にしましょう。

50℃に冷まして(60℃以上のお湯で作るとミルクの栄養成分が壊れます)適量計ったお湯にミルクを適量計って入れ、振りまぜて(泡立たないよう)から人肌程度に冷まして飲ませます。

最初は微量なので、冷めやすいので温度管理が大変ですが熱すぎると口内火傷しますし、冷たいとお腹を壊しますので、ここはがんばって調節してあげましょう。

最後に、排泄です。

赤ちゃん子猫は自分で排泄ができません。通常お母さん猫がなめてうながしますので、代わりをしてあげましょう。

温かいお湯でしめらせ、しぼったコットンやおしりふき用ウエットティッシュなどでミルクの前や後に、優しくトントンと刺激してあげます。

注意することは、こすらない事と濡れティシュを使う場合は冷たいものは避ける事。

軽い刺激でおしっこは、わりと簡単にしますので、ミルクの時に忘れず排泄させてあげましょう。

ミルクを飲ませ始めは下痢や便秘をすることが多いです。

通常便秘の場合は3日ほどなら、あまり気にしなくて大丈夫なのですが優しく全身をマッサージしてあげたり、おしりへの刺激を工夫してあげてもよいかもしれません。4~5日以上もでない場合は病院へ。下痢の場合は脱水などの症状が進むと危険なので早めに病院連れて行ってあげてください。

以上が、生後まもない子猫のお世話のしかたの基本です。

ミルクをあげる頻度、回数などは個々によって違います、サイトなどの情報を基本としつつ、それぞれの子猫の様子に合わせてお世話をしてあげましょう。

3.子猫を拾ったけど犬がいるけど大丈夫?

我が家にはもともと犬(ミニチュアダックス)がいました。このダックスには、のら猫などを見ると吠えながら猛スピードで追いかけていく習性がありました。

なので、猫は嫌いではありませんでしたが、猫を飼う日が来るとは、全く想像もしていませんでした。

ある肌寒い雨の日、家の近くの草むらから子猫の鳴き声が1日中聞こえていました。放っておけば死んでしまうと思い、1日悩みましたが、ひとまず1週間だけ保護しよう、と思い拾いました。

まだ手の平ほどの大きさでした。

犬に見つかると大変な事になるので、見つからないようにしました。すぐに子猫を洗って泥を落とし、暖かくして、ミルクと哺乳瓶を買いに走りました。ミルクはよく飲んで、まだ歩けはしませんでしたが、モゾモゾと元気に動いていたので、助かると思いホッとしました。

次の日、目やにがひどかったのと、ノミがついていたので動物病院に連れていきました。生後3週間ほど、との事でした。ネットで色々育て方を調べて、世話をしながら、同時に里親を探し始めました。

しかし、保護リミットの1週間が来る頃には、家族みんなで猫に愛情がわいてしまい、手放す事が出来なくなってしまいました。

猫をこのまま家で飼う事にするには、大きな問題が2つありました。1つは、猫を飼う為の環境が全く整っていないので、費用などがどれくらいかかるのかという問題と、そして2つめは、やはり猫と相性が悪い犬がいる事です。

①1つめの、環境や費用。

ネットで、「猫を保護して飼おうか迷っている人へ」というようなブログを書いていた人がいて、それを読んだおかげで、飼う事への不安はほぼ消え去りました

うる覚えですが、その方は、迷い猫を3匹ほど育てていて、猫はほとんど手がかからない事、費用は初めにケージやトイレなどそろえるのに1万円ほどかかるが、あとはエサ代とトイレ砂代で月に2千円かからない事、トイレに関しては、砂を用意さえしておけば、教えなくてもきちんとトイレを覚える、犬に比べて体臭も少ない、一緒にいるととても癒やされる、などと飼うためのポイントをあげてくれていました。

そして、捨て猫でも、高額で買った猫より頭が良い場合もあり、劣ると言うことは決してないので、迷っている人がいたらぜひ飼ってあげて欲しいと言っていた事に勇気づけられました。

②2つめの、犬との相性の問題。

子猫はずっと2階の別部屋で、犬と接触しないように気をつけていました。時々、慣れさせるために、子猫を犬に見せると、犬はうなり、吠えるので、とても一緒にする事はできない状態でした。殺してしまうのではないかと思うほどで、これにはとても悩みました。

今はまだ子猫なので大人しく与えられた部屋にいますが、たまには違う部屋に行きたいだろうから、その時は犬を外や別部屋に隔離する、など頭をひねりました。そのうち大きくなったら猫は自分で部屋から出るようになるだろうから、そうしたら一体どうなってしまうのだろうと悩みました。

ネットで、同じダックスでも、子犬の頃から猫と一緒にいる場合は仲良くなれる、などの情報は見ましたが、我が家と同じ状態の情報は見つかりませんでした。

そんな中、猫はぐんぐん大きくなり、いつの間にかダックスと大きさも、走る速さも変わらなくなりました。2〜3ヶ月だったかと思います。犬と猫を会わせると、犬は吠えるものの、犬の方が少し怯むようになってきました。

なので、ある日思い切って、猫と犬を一緒にして様子を見る事にしました。そうすると、家中を2匹で走り回り、大騒ぎをしましたが、どちらもケガをするような事はありませんでした。こんな感じで、自由にさせてみたら、2匹の間で折り合いをつけたようになりました。

今では、時々偶然に同じソファーで寝ていたりする事もあり、平和になりました。とても幸せです。

個々の性格もあるので一概には言えませんし、あまりこのような例はないかも知れませんが、ダックスが猫と上手く暮らしてくれるようになった話です。同じように悩まれる方がいたら参考にしていただけたらと思います。

4.猫が寝かす場所を作ってあげましょう

私の家では野良猫を拾って1匹飼っています。しかし一緒に暮らし始めてから躾(しつけ)がなかなかうまくいかず、いつでもどこでも寝てしまいます。カーペットやソファの上なら大丈夫ですが、精密機械の近くで寝てしまうと、抜けた毛や汚れが機械に入って故障しかねません。

実際にそれでパソコンの調子が悪くなったこともあります。またお気に入りの服の上に座られたとき、服が汚れてしまうことも多々ありました。

何より困ったことが寝ていることもの近くで長時間居座られると抜けた毛やほこり・ダニなどが子供に入ってしまうことでした。そのためか猫が横で寝た後、子供はせき込んだり少ししんどそうな時もありました・行動を制限することは難しいですが、せめて寝る場所だけでも固定できたらと思い、色々と取り組みました。

その中でも特に効果が高かったこととして、猫の就寝スペースを作ってあげることです。

ただ作るだけでは意味がありません。就寝スペースに猫が良く使うおもちゃやタオルを置き、自分の臭いで落ち着くような環境を作ります。そして眠そうにしているときは毎回その就寝スペースに誘導します。

スペースに収まるとこちらからは何も干渉せず、ゆっくり過ごさせてあげました。

そんなサイクルを約1カ月続けると放っておいても勝手に猫がそのスペースに行くようになりました。もし通られたくないスペースがあればものを置いて通路をふさいだり、猫が苦手なものを置いてあげると通らなくなります。

そうやって猫が生活するスペースをこちらでコントロールしてあげることで問題はおおむね解決できました。

子供の近くでも長時間過ごすことはなくなり、対策を取って以降子供の体調は良好です。猫は気まぐれな生き物と言われることも多く、躾が出来ないという飼い主も多いです。猫のように気まぐれな性格だと躾けるとかえってストレスを感じたり反発してしまいかねません。

そのため躾けるのではなく、猫のライフスタイルに合わせて生活を作ってあげることが大切だと思います。

5.野良猫を家猫にするまでの奮闘記

私の自宅では父親が動物好きで、犬や猫、鳥、金魚、亀などいろんな種類の動物を飼っていたこともあり家に動物がいるのが当たり前の生活を送っていました。

特に父親は犬を、私と母親は保護した捨て猫を可愛がっていました。その後、父が亡くなり、我が家に動物がいない生活が数年間続きました。私は父親が入院した時にペットの世話まで手が回らなかったり、一人でお留守番させるのも可愛そうだったので、もうペットは飼わないことに決めていました。

しかしそんな時、ボロボロになった野良猫が庭の隅にいました。

体は傷だらけで、毛はボサボサ、尻尾は折れ曲がってしまっていたのです。静かに近寄ってみると警戒心むき出しで威嚇されました。時々観察していると、その猫はカラスに追いかけられていたり、違う野良猫と喧嘩していたりしていました。

体の大きさから1才になっているかな?といった感じなので、喧嘩に勝てるわけがありません。

私は近寄ることが出来ないので、遠くから眺めてばかりでした。そして日に日に「保護したい。家で飼いたい。」という気持ちが強くなっていました。そこで私はまずキャットフードを買ってきて、玄関先に置きました。私は隠れていましたが、そうすると食べに来てくれました。

それを一か月間、朝と晩繰り返していました。他の野良猫が餌を奪いに来た時は、出て行って追い払ってあげたりもしました。

その様子を感じ取ったのか、その猫は私を味方と認識してくれたみたいです。それからは、少しずつ家の近くに寄ってくるようになってきました。寝床を段ボールで作って玄関の側に置くと、そこで眠るようにもなったのです。

猫に触れるようになるまでは3か月以上かかりました。初めは自分の指を鼻先に近づけて臭いを覚えてもらうだけにして、慣れてきたら鼻先を触ったしてました。しかし猫の警戒心が強すぎて自分から私にすり寄ってくることはなく、餌が欲しいと訴えることもありませんでした。

その後は猫の体調を良くするために、ネットで少しでも栄養が取れるキャットフードを探したり、家猫にする手順を調べたりして、あの時期私の頭の中には「猫」しかなかった気がします。キャットフードをいろいろ変えたり、食べさせ方を工夫したりした結果、吐き戻しもなくなってきて、体も大きくなってきました。毛も生えそろって、毛艶も良くなった頃に、ようやく家の中に入ってくるようになったのです。それまでに半年以上かかりました。

初めは家の中でも決まった場所から動きませんでしたが、一年経った今は家中ウロウロしています。

控えめな性格なのか、まだ遠慮しているのか家の中では爪とぎをしたり、いたずらしたりしません。抱っこだけは嫌がるので、まだ練習中ですが「お腹が空いた」「外に出たい」「中に入れて」など遠慮なく甘えてくれています。

すぐに家猫になれる野良猫も多いみたいですが、猫によってはすごく時間がかかります。

根気よく付き合ってあげてください!

6.子供が子猫を拾ってきて、飼い始めた猫

我が家の愛猫ピーちゃん、メスのミックス猫17才。我が家に来たのは、長男が12歳小学3年生の夏休みの事でした。

長男と妹小学5年生が、その頃に飼っていた愛犬の散歩に出掛けました。しばらくすると、息せき切って長男が帰宅しました。「お母さん大変大変! 助けてあげないと!」と小さな手のひらに生まれて間もない猫?らしき物体を乗せていました。何だかミャアミャアと小さな鳴き声で必死にもがいています。これは猫かなあ、と分からないほどの小さな生命でした。

育て方も分かりませんが、まずは助けてあげたい。という長男の気持ちに答える事にしました。幸いご近所の友人が最近子猫を育てたという話を聞いていましたので、相談して猫のミルコ、哺乳瓶を借りてきました。

生まれて何日も経っていないと思われる子猫は、子猫用哺乳瓶から猫用ミルクを良く飲みました。子猫のおなかだけ膨らんできて歩こうとしてもおなかがつかえて歩きにくいくらいです。何日かしても排便が無くておなかが膨れるばかりです。

心配になり、こよりで子猫の肛門に刺激を与えるなどしました。

少し成長してきてトイレのしつけ時期になりました。これも友人のアドバイスにより、猫用トイレと猫砂を用意して子猫の小便を入れてみましたら、子猫自ら臭いを確認して、次からは猫用トイレで用を足すようになりました。それ以来ずっと粗相する事なくトイレを使ってくれました。メス猫だった事もあるのか、トイレのしつけについては問題なく過ごせました。以前オス猫がいた時にはマーキングに悩まされました。

猫の爪とぎに少し悩まされた時期があります。部屋のカーペットで爪とぎをしてしまい、カーペットのほつれに困りました。その時はホームセンターでダンボール製の猫の爪とぎを購入しました。すると、毎日せっせとその場所で爪とぎをするようにりました。マタタビ粉が付属していますが、使いすぎには注意です。ほんの少量にしないと、猫がフニャフニャにおかしくなってしまった事があります。

猫の食事は、猫用カリカリを主に与えていました。人間の食事とは別の場所で1日2回与えていました。人間の食事に興味を持たせないように気を付けました。食卓に上がるなどの困った行動をさせない為です。そのせいかほとんど困った行動は無く猫も人間も幸せに過ごせました。

このピーちゃんは17年間我が家の愛猫で生活を共に幸せにすごしましたが、一昨年猫乳ガン?で亡くなりました。

今の寂しい気持ちですが、毎日のように写真に語り掛けております。

7.無知で無責任な捨て猫の保護は危険!!

子猫はとてもかわいい。見ているだけで癒されてしまう。

当時、仕事関係で知り合った人が猫の里親を探していた。

写真を見せてもらうととても可愛らしい子猫だった。話を聞くと彼の会社のアルバイトの女の子が拾った子猫だという。彼女の家には犬がおりこれ以上飼う事は難しいが見捨てておけなったとの事だった。

当時、我が家には既に生まれて3年目の猫と2年目の猫が住んでいたが、家人と相談し引き取る事にした。

当然、引き取るまでに検査やホームステイを考慮し、完全な譲渡時期は1か月後くらい先だろうと考えていた。ところが、先方は明日にでも引き取りに来てほしいという。何かおかしいと思ったが、むしろ急を要す気がする。次の日の夜、大急ぎで彼の会社へと向かった。

11月の寒い夜だった。猫は誰もいないオフィスの倉庫のような所へ1匹でいるという。

倉庫の鍵は開けてあるとの事だった。中には、餌と水そして子猫用トイレだけが設置されていた。しかし、良く見ると床に汚物が所々こびりつき、悪臭を放っている。肝心の猫の姿が無い。奥の棚にタオルが積まれている場所があった。この倉庫の中で猫が休みそうな場所はそこしか考えられず、そっと近づいてみるとキジトラの小さな顔が見えた。生まれて2~3か月くらいだろうか。

「迎えに来たよ。おいで」と手を伸ばすと簡単に抱き上げることが出来た。そして、まるで人間の子がするように小さな手で私の服をギュッと掴んだ。抱き上げたまま、床や周りを簡単に掃除し、ついでに猫のお尻もさっと拭いてやろうと良く見ると、右の尻尾の横に不自然な傷が見える。非常に嫌な予感がする。

この間、時間にして10分程だったと思う。私は急いで車に戻り、待っていた家人に「この子は奇形かも知れない!」そう告げて掛り付けの動物病院へ電話する。事情を話すと時間外だったが、すぐに連れてくるようにとの事。病院での検査の結果は、腸が枝分かれしている内蔵奇形。

本来の大腸から細いひも状のものが3本、小さなお腹で這う様に伸び、排便できないまま体の表面へ更に伸び続け破裂していたのだという。簡単に言えばお尻の穴が二つある状態。そして、残り二本もいつ破裂するか分からない。先に破裂してしまった傷口からも感染症を起こしている可能性がある。

詳しい事は明日さらに検査が必要。「今日は傷口を消毒し抗生物質を出すから。明日、朝一で連れて来て。他の猫との接触は厳禁だよ。」やはり、嫌な予感は当たってしまった。拾った経緯と病状を伝える為、先の彼らへ連絡をし話を聞くと、『そもそも、拾ったのはアルバイトの女の子のお母さん。自分は里親探しを手伝っただけ。』

女の子の方は『怪我には気が付かなかった。拾った日に書毒をした。病院にも連れて行ったと言っていた。その他は分からない』と言う。私は、めまいがした。

子猫が何の怪我かも分からないうちに人間に使用する消毒液をそのまま塗ったという。しかも、そこは傷口ではなく結果として腸内へ消毒薬を付けてしまった事になる。どこの動物病院に行ったのか?そこではなんと診断されたのか?先生と話し、病院を変える為カルテをお借りしたいと伝えた。

結果。彼女は泣きながらこう言った。「ごめんなさい。本当は病院にも行ってません。薬もつけてません。何もしていませんでした。」子猫が1匹で歩いていたのでつい、可愛くて拾って連れて来てしまった。

家には犬がいるし、なんだか臭いも凄く、改めて見るととても汚い。このまま、誰かにあげてしまおう。会社の上司に言うと倉庫になら数日だけなら置いていてもいいし里親探しなら手伝ってもいい。もしかしたら、宛があるから聞いてやろう。そして、私に白羽の矢があったという事だった。その後、子猫は5回の手術を受け現在は元気に暮らしている。

病院の先生も驚愕の生命力の強さだという。当初は体が小さ過ぎ脂肪も少なかった為、また大きくなるにつけて縫い目が引きつれ傷が開いてしまい、成長に合わせた手術を少しずつ行いながら、余分な腸も取り除いて貰った。

そして、およそ2年間オムツを付け彼女は頑張った。栄養価の高いミルクやゼリー、便秘をしない様、サツマイモを餌に混ぜ、お腹のマッサージや穴を清潔に保つための入浴をかかさず、私達も出来るだけの事を行った。5度目の手術でやっと安定。傷が開かなくなった。今でもその場所だけハゲているが頑張ってくれた証拠だと思う。

子猫が1匹で迷っていれば手を差し伸べるのは自然な行為かも知れない。動物好きであれば尚更。ただ、まずは家に連れ帰り愛でるのではなく、病院に連れて行って欲しい。病気や怪我だけではなく、寄生虫や妊娠の可能性もあるからだ。(実際、この子は寄生虫もおり、虫下しと蚤取りもしている。)

そして、拾ったら出来るだけの事を調べ、無事に里親へ手渡して欲しい。その際の、病気や、その他の症状は決して包み隠さず。それでもいいよと言う人が必ずいる。むしろそうでなければ終生飼育の覚悟は出来ないと思う。

健康な動物も年をとったり、事故や怪我でいつ不自由な体になるか誰も分からないのだから。そして、その苦労など吹き飛ぶくらいの信頼と愛情を小さな体いっぱいで示してくれる。通院していた時に待合室で会ったおばあちゃんにこんな小さい子がどうしたのかと聞かれた。その時『ああ、分かって来たんだねぇ。ここのお家なら安心だって。良かったねぇ』選んでいる様で選んでもらえたのかもしれないと今でも思う。

8.子猫の野良猫を拾ってきた後のトイレ問題

私は、家の近くで子供にいじめられている野良の子猫を見つけました。虫取り網で突かれていたり、石を投げられていました。とても可哀想で木の陰でじっとしている子猫を連れて帰ろうと近づくと、またいじめられるのではないかと威嚇してきます。

そして時間をかけて、少しずつ子猫に近づきやっとのことで連れて帰りました。

まずは、ミルクが飲めるように用意しました。お腹が空いていたのかミルクは飲んでくれました。これで、命は繋げると思いました。

問題は、排泄です。いつするかどこでするか分かりません。ずっと見ていることはできません。

初日はどこでされてもいいやという気持ちで一晩過ごしました。夜中、子猫が気になって熟睡はできませんでした。次の日の朝、起きてすぐに子猫を見に行くと部屋の隅で丸くなっていました。

排泄はどうしたかなと探しました。座布団の上で排泄をしていました。日中に猫の排泄用の砂を買いに行き、部屋の中にセットしました。今までが野良生活でしたから、排泄用の砂の上でしてほしいと思ってもできるか分からないと察しがつきました。

しつけの始まりです。

排泄用の砂のところに連れて行き、子猫の手を持って砂を触る練習です。「ここでおしっこするのよ」と声をかけながら優しく触らせました。それでも、いざ排泄となるとそこではせずに別のところでしていました。1回のしつけではうまくいきません。

その日は、仕事が休みでしたから同じ部屋にいて子猫がどんな動きをするのか観察です。数時間経つと子猫がゴソゴソし始めたので、排泄かなと思い砂の上に連れていきました。

そして、また手で砂を触らせました。見ていると、砂の匂いを嗅ぎじっとして動かなくなりました。上手に排泄ができました。

「上手にできたね、よくやったよくやった」と優しく頭を撫でて褒めてあげました。

初めて部屋で猫を飼う方、野良猫を拾ってきて部屋のあちこちで排泄されて困っている人は、辛抱強くしつけをすると必ず猫は覚えるので教えていきましょう。そして、上手にできた時には声に出して褒めてあげると猫は気持ちが伝わるのか分かってくれますよ。

猫も何回かは失敗するかもしれませんが、その都度丁寧に教えると必ず覚えますから辛抱強くしつけをするといいですよ。

9.捨てられていたメスの猫を飼い始めた体験談

私は猫好きで今までにも何匹かの猫を飼ったことがあります。

今飼っている猫は、捨てられていた女の子。捨て猫を拾って、飼っています。拾った来たのはいいのですが、なついてくれません。ご飯も食べてくれません。部屋を散らかします。まぁたいへんでした。最初のうちは、えさもえさ箱からは食べてくれない。

近寄っても、怖がっベットの下から出てくれない。外出から帰ってくると、私のいない隙に、えさの袋を破って食べる為、部屋の中はぼろぼろでした。トイレこそきちんとしてくれますが、後はなにも、しつけられない状態でした。

なかばあきらめかけて、半月ぐらいすると、普段寄り付きもしない猫が、夜中自分に寄って来て2回程、甘噛みつくをしてきました。そこで、怒らず頭をなでてやると、それからは、自分になつくようになり、しつけるのは無理でも、部屋を散らかさない。ようになってくれました。

それから、現在まで5年間その猫と暮らしてきましたが、大変でした。女の子の猫は人間と同じでデリケートです。冷えてしまうと、すぐに膀胱炎になってしまいます。膀胱炎になるとおしっこをする事を怖がってしまいトイレでしなくなります。

薬の入ったキャットフードも高いですし、病気自体がくせになり、何度も膀胱炎になってしまいます。病院代、薬代がいっぱいかかってしまいます。避妊手術も受けなくてはいけません。

今もその猫と暮らしています。

苦労はかなりありました。しかし拾って良かったと思っています。良かった事はあきらめていたのに、なついてくれて、寂しくなった時には、私の元に寄って来てくれる事です。やはり可愛いです。

これから猫を飼おうとしている人へ。

★なるべく子猫のうちから飼う。

猫はもともと寂しがりやで、警戒心の強い生き物です。子猫のうちに、母親代わりになってあげれば自然となつきます。

★しつけようとおもわない。

猫にしつけをする事はほぼ不可能です。しつけなくても本能的に砂の上で用をたすので。餌入れの場所を教えて、餌を食べることぐらい教えれば十分です。無理になつかせよとしないのがポイントです。

猫は寂しがりやですから、こちらが無視していても、寂しくなると、必ずよってきます。その時、★怒らずなでてやるだけで、猫はなついてくれます。無理に懐かせようとすると逆効果です。

★病気、避妊に気をつける。

特に女の子は冷やすと泌尿器系の病気になりやすいです。猫は冷やすと病気になってしまいます。それとやはり、子供ができたら費用がかなりかかってきます。避妊手術と病気のワクチンは子猫のうちにして置いてください。

病気に注意する、しっかりと、避妊する。これが飼い主の務めです。

10.オス猫なら去勢手術を早めにしておきましょう

私が野良猫を飼う様になって3年が経ちました。最初はメス猫1匹でしたが、今ではオスを2匹も迎え合計3匹飼っています。

1匹目のオス猫はもう3歳程の大型で、野良猫なのにとても人間に懐いている変わった子でした。ですから、家に招き入れるのもそこまで苦戦しませんでした。そして、もう1匹の若いオス猫は弱り果てて、ガリガリの1か月の時に拾いました。

最初は3匹とても仲良く一緒にお昼寝をしたり、じゃれ合ったりと共に時間を過ごす事が多かったと思います。どうなることかと心配していた私たちも、無事に仲良くなれて良かったと安心していました。

ですが、ある日事件は起こりました。赤ん坊猫であったオスも

年が経ちとうとう「盛り」が来てしましました。本来であればその前に去勢をしておくと良かったのですが、何せガリガリの痩せであったので体重が足りず見送っていたのです。

そしてそれが悲劇の始まりでした。

オスは縄張り意識がとても強い生き物です。ですから、ほかのオスが居ると感知した瞬間に陣地を巡って喧嘩をし始めます。つまり、我が家の2匹も取っ組み合いの生傷の絶えないケンカを毎日するようになったのです。先住猫は体が大きいにも関わらず気が弱いので戦い返しません。毛はそこら中に抜け落ち、全くよくなる気配はありませんでした。後猫が去勢手術を受けた後も関係性は一切変わりませんでした。今も喧嘩ばかりしており、お互いを他の部屋で飼う事でしか平和を保てない状態です。

同じ部屋に入れる時はどちらかを籠に閉じ込め、1時間おきに交代させるという事をしています。ですがそのせいでかなりのストレスが両猫に掛かります。

そして、そのストレスで2匹とも頻繁に膀胱炎をするようになりました。籠にトイレは入れている為、用は足せる状態ではあるのですが、とにかく膀胱炎の発症頻度が高いです。一度は命に係わる程酷い症状になり、数日間入院する事になりました。とにかく1つの選択・1つの行動が遅れると一生向き合わねばならない問題につながる事になります。

早めの決断、行動をお勧めします。

11.保護猫を家族に迎え入れたけど、元気がない時

猫カフェを経営している友人から、高齢一人暮らし女性が飼っていた猫を引き取ることになったと連絡がありました。ちょうど、家を引っ越したところで、小動物なら飼えるようになったので、猫ちゃんを見に行くことにしました。その猫ちゃんは、ロシアンブルーという種類で、ちょっと太目のかわいい女の子でした。しかし、年齢は11歳と少し高齢ではありました。

友人のカフェは、保護猫を中心に構成されているので、そこで一緒に飼わないの?と聞いたら、あまり元気がないので、お店で他のお客さんとふれあうのは、体力的に無理だと思うと打ち明けられました。

早速、家に連れて帰ることにしました。帰宅途中の車の中では、私の膝の上で、静かに寝ていました。

車を運転している夫が、体の具合が悪いのでは?と心配するので、その足で病院に行ってみることにしました。友人の話では、予防接種などは、すましているとは聞いていました。

診察してもらうと、慢性腎不全だと言われました。お医者さんの話では、人間が食べるものと同じものを食べていたのではないかと言われました。そういえば、前の飼い主さんは、糖尿病が悪化して、施設に入ることになったと聞いていたのです。お医者さんから、通院して、食養生と運動をすれば、また健康になれると言われました。その時から、猫ちゃんのダイエットを始めたのです。

まず、塩分を摂らないよう気を付けました。キャットフードでも、腎臓病用のフードがあるのですが、味がないのでしょう、全く。食が進みません。餌をじっと見つめて、私を見上げてきます。

「てめぇー、これを食わせる気か?」とでも言いたそうな態度です。そしてキャットタワーも購入して、そこで遊ばせるようにもしました。最初は、めんどくさそうに、1段目のところで、寝たりしていたのですが、一緒に遊ぶと、頂上に上ったりするようになりました。結構、はまったようで、一人でも、頂上に上って、どや顔をするようになりました。

餌のほうは、昆布とカツオで丁寧に出汁をとり、それでキャットフードをふやかして、与えてみると、がつがつ食べるようになりました。餌は、1日2回きっちり与えて、おやつを与えるのはやめました。また、から揚げやとんかつなど、家で作っていると、すごく欲しがるのですが。たぶん、こういう総菜を食べてたんだなと思いました。すごく食べたそうにするので、猫用に、塩コショウはせず、パン粉も糖質オフのものを使い、揚げずに、オーブンで焼くようにして与えました。人間もそれを食べるにようにしました。飼い始めて、3か月で、体重は7.5kgあったのが、なんと5kgになったのです。水をがぶがぶ飲むこともなくなり、お医者さんにも、健常猫になったと褒められました。

【まとめ】

  • 塩分、脂分は徹底的に排除した食事
  • 軽い運動を毎日定期的に
  • 食事の量は、少な目にする

これを続ければ、健康な猫になれるし、飼い主も痩せます。

12.猛獣のようになった元野良猫の不安分離症、問題行動を克服できた、たった一つの方法

猫の問題行動の解決策は「かまい過ぎないこと」。私はそれだけだと思います。

以下、私がそう思うようになった経験談を書きます。

その猫が我が家へやってきたのは今から2年ほど前のことでした。何度も我が家のドアから無理やり入ってこようとしたのです。警戒心の強い猫が見ず知らずの人の家に入ろうとすることは通常ないので、恐らくその猫はマンションの以前の住人が捨てていったのだと思います。

とても汚い猫だったので追い払っていたのですが、ある日根負けして飼うことにしました。

私たちは猫にシャンプーし清潔にして動物病院へ連れていき、病気を治し、去勢手術をしてもらいました。その猫の体重に合った食事を計量して毎回与え、猫用の玩具も買い与えました。

そして毎日遊ぶ時間も作り十分可愛がっていたのですが、その猫は異常なまでに私たちと離れることを嫌がり常に体の一部を私たちに接触させていないと安心できないようで、間もなく手に負えないほどの問題行動を起こすようになりました。

出かけたり部屋で一匹にするとパニックを起こすのです!

以下は我が家の猫が実際に起こした問題行動の例です。

●過剰なグルーミング、自傷行為。

●自分の肌に噛みつき、毛を引きむしる行為をやめない。(引きむしられた皮膚の一部が毛と一緒に頻繁に床に落ちていた。)
・ソファーや布団の上に頻繁に嘔吐
・猫用トイレ以外で頻繁に粗相。
・ほぼ24時間絶え間なく大声で鳴き続ける、猫なのに寝ない。(マンション全体に響き渡る程の声。)
・部屋で一匹にすると壁に体当たり
・いきなり噛みついたり引っかいたりして怪我を負わされる
・家具、網戸、猫用ベッドなどすべて破壊。プラスチック系、布系のもの、ダンボール箱等はすべて切り裂き噛み砕いてボロボロに細断。

叱ってもダメ、抱きしめて可愛がってもダメ…何をしてもこれらの問題行動は改善されることがなく、この頃になると度々近所の方や大家さんから猫の鳴き声がうるさいとクレームが来るようになり、部屋はめちゃくちゃ、一晩中続く猫の鳴き声と体当たりで寝不足続きになった私自身が精神的に限界に達していました。

嘔吐とそこらじゅうに粗相されることで大切なものをみな台無しにされ、引っかき傷と破壊行為によりマンションの修理費もかかり経済的損失も大きくなっていきました。

我が家の惨状を見た長年猫を飼っている知人にも「普通の猫はこんなことしないよ!絶対に異常だと思う。」と指摘されました。

そこでいろいろ調べ、度々獣医に相談した結果その猫は「不安分離症」という病気だと知りました。

飼い主と離れると不安や苦痛を感じ、問題行動を起こしてしまうそうで我が家の猫の症状はすべて当てはまったのです。

そこで獣医さんのアドバイスを参考にし、これらの対処策を家族全員で徹底しました。

・外出時、帰宅時に声をかけ抱きしめるなどして私たちが離れることを何か特別なことのように思わせない、出かけることを予測させない。
・まとわりついてくる時や大声で鳴いている時は心を鬼にして無視。静かに過ごせた時に食事を与え、かまってやる。
また、こんなことも実践したところ効果的でした。
・猫のためにキャットタワーや玩具、猫用トイレを完備した一部屋を与え、飼い主から離れて過ごせるように訓練。(そこに大切な物や汚されて困る物は置かないことでダメージが減った。)
・子猫を仲間入りさせ多頭飼いにしさみしくないようにした。
・猫の部屋の掃除は一日に一回のみ。(部屋を汚したり物を壊せば私たちが来てかまってくれると思い、かえって問題行動が酷くなるので。)

このようなことを半年~1年くらい続けると本当に少しずつですが、すべての問題行動が改善されていったのです!

今ではあの猛獣のようだった猫の面影はありません。静かに暮らせるようになりました。

トイレをきめられた場所でし、嘔吐もなくなり子猫の面倒をよく見て、鳴き声もなくなりました。自傷行為、破壊行為、噛みついたり引っかいたりも嘘のようになくなったのです。

今になって思うと私たちはあまりにも猫にかまい過ぎていて、いつの間にか猫が一家の主導権を握っていました。

捨て猫だった彼はその捨てられたトラウマから、例え悪いことをして叱られようとも、何としても私たちにかまってもらわないと安心できなかったでしょう。そうです。猫の不安分離症の解決策はシンプルで‟かまい過ぎないこと”たったそれだけのことだったのです。

私たちがかまい過ぎたことで、余計彼を不安にさせていて、逆にそうしなくなったことで「大丈夫なんだ。この人たちは離れている時間があっても自分を捨てたりしない。」と安心させることに繋がったのだと思います。

13.元野良猫の脱走を防ぐ!

猫を家で飼おうと決めた時、室内完全飼育を考えてる人が多数だと思います。外には病気を持った野良猫や、猛スピードで走る車など、猫にとっては危険がいっぱいです。猫はもともと狭い縄張りを持って行動する生き物なので、完全室内飼いをする事が可能なのです。

しかし、外に出たがってしまう猫も少なくありません。特に野良猫を保護し飼い始めた場合は、外の世界を知っている猫なので、隙あらば脱走しようと猫がいます。

私が保護した猫は雄の4歳の猫で去勢はしたものの、外に出してくれとずっと鳴き続けたり、私や家族が外出する際にドアの前から動かなかったりとかなり手をやかせられました。このままでは脱走してしまうという事で何か対策をと家族総員で相談しました。

まずはキャットタワーを設置しました。4歳の猫なので少し大きめで高さもあるものを設置しました。しかし最初は興味を示したものの、あまり遊んでくれませんでした。

次は猫用おもちゃを大量に買い、遊んで疲れさせる作戦にしました。ネズミ型のおもちゃや羽根付のおもちゃを購入し、時間があれは遊んであげていました。これは少し効果があり、満足すると昼寝をしてくれました。しかし、反面夜起きてしまい夜鳴きが始まってしまいました。ちなみにうちで保護した猫はエイズキャリアを保護した時から患っており、ストレスを与えてしまうと進行が早まってしまうと獣医師から言われていたので、このままだと猫側にも負担になってしまうと考えました。

そして猫用ハーネスを購入しました。首輪に紐をつけるタイプではなく体に着せるタイプのハーネスにしました。これをつけて外に連れ出してあげれば喧嘩をしたり車に轢かれたりすることは無いと考えました。しかし、犬のように規則正しく歩いてはくれず、ハーネスも嫌がってしまい散歩どころではありませんでした。

どうすれば良いのか家族総員で再び考えた結果、うちの庭に囲いを作り、猫が遊べるスペースを設けることにしました。これはうちに小さながらも庭があったから出来たことなのですが、猫が脱走できないように塀の囲いを高くして、ネットを貼ったお粗末なものでした。しかし、猫は外に出れて自由に動けるという事を察知してくれたのか、しばらく探索した後、ひなたぼっこしてお昼寝をし始めました。

この姿を見て私はようやく安心する事ができました。その後猫は夜鳴きも脱走癖も無くなり、エイズキャリアの進行もありません。野良猫を保護し脱走癖がある猫を飼ってらっしゃる人がいましたら少しでも参考になれば幸いです。飼い主にとっても猫にとってもストレスの少ない飼育方法が1番ですね。

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