猫の病気が治らない時はセカンドオピニオン!他の病院の獣医の診察を受けることも大切です

猫の病気

愛猫が病気になり、動物病院で獣医さんに診察してもらって一安心かと思いきや、

「猫の病気が治らない!」

と悩んでいる飼い主さんもいることでしょう。ここではセカンドオピニオンの大切さについて、飼い主さんたちの体験談と共に紹介します。

他の病院(できれば設備が整っていて人気の病院)で見てもらうことが、なかなか良くならない猫の病気を治す一番良い方法です。

1.1歳前後の猫でも腎不全にならないわけではない!セカンドオピニオンの必要性

我が家には1年4カ月ほどで亡くなってしまった愛猫がいました。

迎えた頃は生後3カ月ほどでしたが、大きさ的には生後2カ月ほどしかない低体重で華奢な子でした。

疥癬に侵され顔やおしりの方には毛がなく、衰弱していたところを保護しました。まさに今が危篤状態といった感じで、四肢がぐったりと虚脱状態になり、体温も下がってしまっていた状態でしたが最寄りの獣医さんにてなんとか回復しました。

その後、愛猫を瀕死状態から生き返らせてくれた信頼のおける動物病院として利用していました。

生まれ持って病気を色々持ってきているかもしれない、心臓病の疑いがあると獣医さんから聞いていたので、定期的に動物病院へは検査へ連れていっていたのですが、一緒に住み始めてから1年ほどで極端にエサを食べなくなり、ジッとしている日が目立つようになりました。

これはおかしいと、かかりつけの動物病院へと連れていったのですが診断された病名は口内炎とのことで、口が痛くてご飯が食べられないとの診断でした。

痛み止めの注射と飲み薬を打ってもらい、帰宅しましたがあきらかにぐったりした様子から改善の兆しが見えず自宅から少し離れた、動物の総合病院を受診しました。

すると愛猫は重度の腎不全であることがわかりました。また、肝臓にも問題があるようでした。それに伴い重度の貧血で、普通の猫なら立って歩くことなどできないが我が家の愛猫はこうして立って歩いていることから、慢性的な貧血の中で生活していたであろうことが予測されました。

通常、1歳程の成長期の猫がかかるのはかなり珍しい症例で、事前の検査ではエイズ・白血病・FIPはすべて陰性でした。

即日のうちに入院、24時間体制での点滴の投与が行われることになりました。その後、点滴の効果もあってか自力でエサを食べずとも、強制与餌からでもエサを食べるようになり、自宅での看護へとシフトしました。

しかし、その1週間後に脾臓からの出血がありヘマクリット値は6%まで低下、数値だけ見れば獣医さん曰くなぜ意識があるのかも、なぜ生きているのかさえもわからない、そんな状態であるにもかかわらず頭だけを擦りつけてくる愛猫がまだ生きたいと訴えているようで、ダメ元で輸血を行いました。

本来なら何度も行うべき処置ではありませんが、5日間の間に他の猫からの輸血を2回、腹水に溜まった自分の血液を抜き改めて輸血しなおす方法を2回行い、奇跡的に血栓ができたのかヘマクリット値が18%にまで回復し、命の危機を脱しました。

しかし、その20日後に愛猫は静かに息を引き取りました。

この経験から、町の獣医さんではその獣医さんの経験から病気を判断している節が大きく定期的に通ったとしても、病気の原因と対策がしっかり行えるわけではないということを学びました。町の動物病院では、病気に対する得意・不得意があり設備的な面でも正しい診断が行えるかどうかは、その獣医さんの経験次第といった印象をもちました。

私はどこかしらで、獣医さんがそう言っているのであればそうなのだろう。と自分の頭で考える事を放棄してしまい、愛猫のSOSを長期間見逃してしまっていたのかもしれません。もっと早い段階で大きな病院に受診していればよかったと、とても後悔しました。

生活の中で少しでもおかしい、と感じたらすぐに病院を受診する。獣医さん一人の意見を鵜呑みにせず、あらゆる可能性を探し場合によっては病院を変える決断が愛猫の病気の早期発見につながるかもしれません。

2.獣医師さんにも専門はあります!

数年前のことです。我が家で雄の5歳猫を飼っていました。去勢はしていましたが、とっても元気で病気とは無縁という感じだったのです。

ところが、夏の終わりに急に元気がなくなりました。いつも部屋の端っこにいて、餌もあまり食べません。そう言えば、水は飲むけれどオシッコは少ないような気がします。呼べば甘えた声を出して寄ってくるのですが、それもけだるそうです。抱っこすると、口も臭いので「夏バテかな?」と思って、動物病院に連れて行きました。

すると「腎臓が悪いようですね。餌は専用のものを与えて下さい」と言うのです。何でも食べる猫だったので、私達が食べているチーズやアイスクリームなど、猫が欲しがるものをあげていたのがいけなかったのかも知れません。動物病院でおすすめのキャットフードを購入しましたが、これは美味しくないのか、食欲がないのか・・・やはりほとんど食べません。

数日経っても様子が変わらなかったので、また病院に行きましたが、病院の前に行くと数日休診の案内板が玄関にありました。心配なので、ネットで調べて別の動物病院に行って、調べて貰うと・・・「腎臓が悪いのは確かですが、普通の腎臓病ではないかも。専門の病院に行ってみますか?」と言われたのです。

専門の動物病院?私が不思議そうな顔をしたのでしょう。先生は「人間の病院でも、内科、外科、皮膚科と分かれますよね。だれも眼科の先生に、赤ちゃんの出産なんてお願いしないでしょう?でも、獣医師は動物に関したことなら何でも出来ると思われる。仕方がないですが、みんな得意、不得意はあるのです。病気も同じですよ。腎臓病に特化した病院に行くことをおすすめします」と言います。確かに、そうかも知れないと思って、先生に病院を教えて貰いました。

その病院は我が家から2時間位のところなので、次の休みの日に車で行きました。田舎なのに、大きな病院です。CTどころかMRIまである動物病院なんて初めてですが、病院の駐車場の車のナンバーレートを見ると、遠くから来た車も多いようです。

調べてもらうと、我が家の猫は確かに腎臓病で、相当悪いとのこと。ただし餌が問題ではなくて、気泡のようなものが腎臓のあちこちに出来ている、生まれつきの病気なのだとか。「好きなものを食べさせてあげて下さい。きっと家族と一緒にいたいから、入院は止めましょう」と言われてしまいました。

しばらくして、猫は亡くなりました。もう少し私達に知識があって、専門の病院に早く連れて行ったら長生きできたのか、結果は同じだったのか分かりません。でも、その時に出来るだけのことをして上げられたと思って、自分に納得させています。

3.猫の身体の異常には敏感に気づいて!定期検査や他の病院の大切さを痛感。

数年前にチンチラシルバーの雄猫を飼っていました。チンチラシルバーは顔が少し潰れていることから、鼻風邪のようなくしゃみは度々していましたが、8歳くらいになるまでは特に健康のように見えていました。

しかし、8歳を迎えた頃位から、何度なく息苦しそうに息を吸ったり吐いたりしているように見えていたので、念のためにと、近くの動物病院へ連れて行きました。もともと大半を家の部屋で過ごしている飼い猫でしたので、外に出ることや車に乗せられることはとてもストレスの子。病院に行くたびに、血圧が上がったり、息がゼーゼーしていました。

近くの病院に行くき、心臓や肺の音を聞いてもらい、レントゲンを撮ることに。レントゲンの結果、ハイに白い影があることが分かりました。

細胞を取ってみないと「癌」とは断定できないとのことで、細胞を摂ることは猫にとって体力的にかなり負担になるとのことで、これ以上影が大きくならないかどうかを経過観察することになりました。

その日からか我が家のチンチラシルバー「クロ」の闘病が始まりました。定期的に病院に通い、肺の影は著しい成長をすることはありませんでしたが、日に日に、息苦しさを見せる姿は飼い主として見てられないことも多くあります。ただ、言葉が通じないので、どれくらいクロが苦しんでいるのかが分からなかったり、元気そうにしている時は、こちらは病気のことを忘れていることもありました。

ある時、私が家を不在にすることがあり、実家の両親宅へクロを預けることになりました。不慣れな場所ということもあったり、行き迎えが大嫌いな車であるということもあって、帰りの車ではかなり息がゼーゼーしていたように見えました。

その夜のことでした。夜中に発作のような苦しさをみせたクロ。慌てて夜間でも見てもらえる動物救急病院に連れて行きました。しかしその日の夜に帰らぬ猫に。

何が悪かったのかは、考えだすときりがありませんが、今思えば、毎年のように定期検診に連れてゆくべきだったのではないか?他の病院で診察してあげるべきではなかったのか?と感じています。

結局、最後の救急病院では助からなかったにも関わらず、10万円ほどの支払いをし亡骸を抱いて帰ることとなりました。そんなことからも、ぜひ猫だけに関わらず、ペットを購入して飼う場合は、最後まで面倒を見ることは当たり前ですが、常日頃の体調のチェック、毎年の検診や、もしもの時に手厚い治療をしてあげれるような保険や貯蓄をしておくことを心からお勧めしたいと思います。

4.心臓病の猫はセカンド病院も!

私は実家に住んでいた子ども時代から独立した現在に至るまで、猫と暮らしています。特に実家ではもともと野良猫の多い地域だったため、野良猫がいつの間にか家に住み着く形で常に3~5匹くらいの猫がいて賑やかでした。

そんな暮らしが長くなった経験からですが、猫はだいたい10歳くらいまではとても元気で、10歳を超えると持病などが出てきがちです。心臓病、癌、血液の病気、腎臓の病気、など様々な病気にかかり、動物病院通いも頻繁になります。

印象深いのがもう15年ほど前に飼っていた心臓病の猫です。

発作があり毎日の服薬も必要だったため、病院にはお世話になりました。

11歳までは予防接種以外は病院に行ったこともない健康なメスのキジ猫でしたが、突然全身を痙攣させるような発作が起きて焦りました。

平日の夕方だったため予防接種などでお世話になっている近所の動物病院に駆け込むと診断は「心肥大」でした。心臓が巨大化して、くらげのようにぐにゃぐにゃ動いているため心拍が遅くなっているそうです。病状は初期ではなく、人間なら心臓移植が必要なレベルだけれど、猫には心臓の動きを補佐する薬と利尿剤が良く効き、コントロールできることが多いということで少し安心しました。

その日から毎日の服薬が始まりました。

発作が起きなければ全く普通にしているため、病気を忘れてしまうくらいでしたが、また一ヵ月後に同じような発作が起きてしましました。発作が出ると病院に行き、心臓の働きを強める注射を打ってもらいます。そして毎日の飲み薬は同様に続けます。

その後薬はよく効いているようで、発作の感覚は3ヶ月に1度くらい、暖かい時期などは調子がよく半年くらい起きないこともありました。

しかし発作が少なくても問題はいつ起こるかということです。なかには病院が休みの日曜日、休診日、夜間などということも当然あります。発作が起きたら注射を打つ必要があるので、すぐに通院できないのは大問題です。

1度、日曜日に発作が起きてしまったときに、起きてから慌ててネットで日曜日も診察している動物病院を探して、車で30分くらいかかる場所に見つけて駆けつけたこともあります。

その経験から、かかりつけ医が休診の木曜日と日曜日に開いている病院で一番近いところ、夜21時まで診察しているところ、夜間救急があるところを予め調べてメモしておくことにしました。

そして救急の動物病院以外には、実際に発作がない時にも受診をしておき、第2.第3のかかつりけ医になってもらえるように準備をしました。

そして実際に何度か発作のときにお世話になり、とても助かりました。

その心臓病の猫は正直あまり長生きはできないかな?と思っていましたが、発作は少なくとも毎年2~3回は起しながらも、17歳まで生きてくれて、最後は心臓病ではなく癌で亡くなりました。

そしてその猫が亡くなってからも、複数のかかつけ医を持ったことは、その後に病気になった猫たちにも大変役立ちました。

元気な時はあまり考えませんが、猫は急病になっても人間のように119番して救急車を呼ぶということはできません。そのため出来るだけ近所で、いつでも受診できるような情報網を構築していくことは猫を飼う上で重要だと思いました。

5.猫にもセカンドオピニオンが大切

我が家には約6年ほど前から持病を患う猫がいます。

アメリカンショートヘアの男の子で、約12年ほど前、多頭飼いしていおる友達から譲り受けてからずっと一緒に暮らしています。

少しやんちゃではあるものの、とても可愛く、すぐに家族の話題は猫が中心になっていきました。

しかし、今から約6年ほど前、突然、失禁を伴う激しい痙攣で倒れるようになりました。いつものようにスヤスヤと気持ち良さそうに寝ていたかと思うと、突然ガクガクと震えだし、見るに堪えないほど苦しそうでした。

心配した家族と共に、家から一番近い動物病院に初めて足を運びました。すると病院は込み合ってはいたものの、急な往診にも心よく対応していただき、その日はお薬をもらって帰宅しました。

しかし、ほっとしたのもつかの間で、それまで口の中に強制的に錠剤を入れる習慣がなかった猫は、驚いて口に入れた錠剤を吐き出してしまったり、また元気な時は逃げ回られて追いかけごっこになってしまったりと朝晩2回の薬を飲ませることは大変なことでした。

また、痙攣は突発的に起こるため、同じ布団で寝ている時には、失禁により布団やカーペットが汚れ、毎日のように洗濯しなければならずコインランドリーに駆け込む日も増えていきました。

毎日悪戦苦闘はするものの、状況は一向に改善されず、私たちは隣町の大きい動物病院に行くことにしました。

すると、なんと近所の動物病院で処方された薬は、症状の緩和につながるものではなく、目のサプリメントだと告げられました。

そしてそれからはその病院で新しく処方された薬を与え、症状も出なくなりました。次第に薬にもなれ、朝晩の薬にも抵抗なく飲んでくれるようになり、一安心しています。

私はこの出来事をきっかけに、大切な飼い猫のためにもぜひ、信頼できる獣医の「かかりつけ医」を見つけることと「セカンドオピニオン」を大切さを伝えたいです。

1軒目の動物病院にはあれから通ってはいないのですが、獣医の方は貰い手が付かないい子犬の世話をしたりしていて、本当に動物を愛している方ではありました。

ですが、獣医さんも人間ですし、生き物の症状の見誤り等はやはりどんなに気をつけていても起きてしまうのだと思います。この記事をきっかけにご縁があった猫ちゃんと末永く、快適な生活が続くことを心より祈っています。

6.猫ノートを作っておくと動物病院の獣医さんが把握しやすい

現在、私は18歳のメス猫と一緒に暮らしています。

彼女は慢性腎不全と進行性脳疾患を患っています。11年前にも、腺がんと悪性リンパ腫で立て続けに2匹のオス猫を亡くしました。

3匹の猫たちと暮らしてきて一番苦労したのは、動物病院とのつきあい方でした。会社員でしたので、平日昼間は動物病院に連れて行けません。近所に24時間365日診療している動物病院を見つけ、今でもその病院と良いお付き合いを続けています。ただし、良い関係も最初から築けた訳ではなく、色々と試行錯誤を重ねました。

その内容について、お話ししたいと思います。

24時間365日診察して頂けるということは、獣医師や看護師が交代制になるので、予約をしないと主治医に診てもらえません。

しかし、猫の病状は予約日に関係なく悪化することも多々ありました。もちろん病院側もカルテを中心に患畜の情報を共有していますが、飼い主である私がきちんと獣医師に普段の状況と今の状況を詳しく説明しなければなりません。

複数の獣医師に正しく状況を説明するために、記録ノートを作ることにしました。

日々の食餌・飲水量、排便・排尿量といった基本的な数値データと、気になった行動等をメモしました。ところが、毎回の診察時にいちいちノートをめくりながら説明するのは非効率的ですし、報告内容が不完全となってしまうことも多かったのです。

そこで、記録内容を簡単にまとめ、報告時に獣医師や看護師に見せながら報告するようにしました。まとめ方も徐々に改善を重ね、今では、1ヶ月単位に下記の内容をまとめています。

(1)食餌、飲水、排便、排尿の量(表およびグラフ)
(2)発作の回数(表およびグラフ)
(3)気になった様子や行動を表すキーワード
(4)脳圧降下剤を増量投与した場合はその旨記録

このまとめを見ながら説明することで、獣医師にも看護師にも、伝えるべきことを漏らさず伝えられるようになりました。

また、獣医師が私の気づいていないことに気づいたり、まとめながら私なりの気づきや発見があったりと、役にたっています。PCを使えば簡単にできますので、闘病中の飼い主さんはぜひ試してみてください。