【猫のストレスの原因や行動】外出禁止、寒さ、引っ越しの環境変化で鳴く

猫の病気

猫はストレス耐性が弱く、体の不調に繋がりやすいです。

ここでは猫がストレスを感じる要因を紹介します。実際の飼い主さんの体験談なので参考になります。

それではさっそく紹介していきます!

1.猫を飼っているときは住環境の変化に注意

これまで猫を2匹飼ったことがありますが、いずれも飼っている最中に家の引っ越しを経験しました。

「猫は家につく」ということを聞いたことがあるかもしれませんが、これは本当です。犬よりも、「住環境の変化」にとても敏感です。

人間でも、新しい家での生活に最初はしばらく戸惑うことがあるでしょう。新築で、とてもきれいな家だったとしても、それまで慣れ親しんだ、例えば部屋の明かりをつけるスイッチの場所やコンセントの場所など、使い慣れるまでなんとなく落ち着かなかった経験はありませんか?

動物にとってもそれは同じなのです。

猫は特にトイレの場所が変わるととても落ち着かなくなるので、引っ越し等で新しい家に住み始めるときは、まずトイレをわかりやすい場所に設置することが大事です。これを怠ると、それまでトイレの失敗のなかった猫でも粗相をすることになります。

それから、新しい家がどのような構造になっているのかわからず、しばらくは一日中家の中を走り回って、人間が寝る夜の時間もドタバタと走り回ることがあります。しかし、多くの場合、2~3日でこの興奮状態も治まるので、人間にとっては少しうるさく感じても、怒ったりすることのないようにしましょう。

引っ越しではありませんが、旅行などで長期間、家を空ける必要があるときに、猫をペットホテルに預けることがあると思います。が、これも住環境が変わる、猫にとっては非常にストレスが溜まることなのです。

我が家でも、2回ほど猫をペットホテルに預けたことがありますが、餌を食べない、排尿、排便もほとんどないなど、かなり負担をかけてしまって心苦しくなったことがあります。

猫の性格にもよるので、このようなことがない場合もありますが、やはり普段と違う様子になる猫がほとんどなので、旅行や帰省など、どうしてもということがあると思いますが、あまり人間の都合で簡単に猫をペットホテルに預けないでほしいと思います。

全てを猫に合わせるのは無理だとしても、猫も家族の一員ということを忘れず、環境を変えなくてはならないときは猫のことも人間と同じくらい大切に考えてほしいと思います。そういう飼い主の気持ちは、猫にももちろん伝わります。「自分は忘れられていない」ということを猫が感じれば、きっと長く良い関係を保って、私たち人間の生活に癒しを与えてくれる存在になるでしょう。

人間同様、お互い信頼しあえる存在になれれば、最高ですね。

2.猫がストレスで鳴く!?

一見するとストレスなど抱えずに行きているように見える猫も、生活環境が変わったりすると大きなストレスを抱えてしまいます。

猫のストレスを緩和するためには動物病院の先生などの専門家の協力を得てその原因を突き止め、対処してあげることが大切です。

私は北関東の田舎に住んでおり、これまで3匹の猫と一緒に暮らして来ました。田舎ですので基本的に家の外で放し飼いにしているのですが、あるとき飼っていたオス猫が近所の猫と喧嘩をし、顔に大きな傷を負ってしまいました。

すぐに動物病院に連れていき治療を受けましたが、傷が深かったので感染症を防ぐため外出禁止となってしまいました。外出が禁止されてからしばらくはいつも通りの様子だったのですが、1週間ほど経った頃から夜に大声で鳴くようになり、その声で眠れなくなるほどでした。

日中は特に変わった点もなく、リーシュをつけて散歩にも連れていってあげていたので原因が全くわからず、感染症で脳がおかしくなってしまったのではないかと心配になり、すぐに動物病院に連れていきました。動物病院の先生によると、いつも夜の決まった時間に縄張りの見回りに行っていたのがいけなくなり、大きなストレスを抱えているのが原因だろう、とのことでした。

確かに、そのオス猫は毎日9時頃になると外に出ていき、1、2時間経つと戻ってくるのが習慣になっていました。トイレにでもいって散歩しているのだろう、程度に思っていたので、縄張りの見回りに行っているなど全く考えていませんでした。

動物病院の先生からは毎日少しでもいいから夜に散歩に連れ行ってあげるとストレスも緩和されるとアドバイスをいただき、夜に30分程度リーシュをつけて散歩をしてあげたところ夜に大声で鳴くこともなくなりました。

そうしているうちに顔にできた傷もすっかり治りました。もし、あなたが飼っている猫が元気だけどいきなり大声で鳴きはじめるなど、普段とは違った様子だったとしたらストレスを抱えている可能性があります。猫には人間にはわからない習慣があったりしますので、猫に詳しい専門家の方に相談し、きちんと対処していくことが大切です。

3.環境が変わる引っ越しは猫にとってストレス

猫は環境が変わる事に敏感な生き物です。

普段生活している環境が、少し変わるだけでもストレスを感じる子も居ます。例えば、大型の家具を購入した、ソファを捨てた、等。そんな猫ちゃんにとって、引っ越しは一大イベントです。不安になって普段とは違う行動を取ることで、飼い主様も不安になるのではないでしょうか。

私も猫を連れて引っ越しをしたばかりですが、荷物を纏めはじめた日から猫の様子がおかしくなり、今までとは違う行動を取り始めました。

具体的に言うと、

  • 食欲が減る
  • 今まで寝ていた時間に家の中を走り回る
  • とにかく鳴きまくる

といった感じです。

山積みになるダンボールに興味津々な時間もありますが、やはり不安の方が大きかったのかもしれません。

そんな時は、出来るだけ大きな物は動かさず、普段目につかない所から片付けを始めることをお勧めします。

また、当日電車移動など、飼い主様も不安になることがあるかと思います。基本的に猫であれば、きちんとペット用のカゴやカバンに入っていれば別途の乗車券は必要ないようです。

また、赤ちゃんが泣いていると白い目を向けてくるような人でも、猫の場合は寛大な方が多いです。それでもずっと鳴き続けているようであれば、一旦電車を降りて別の電車に乗るか、車両を移すなどすることで対策が出来ます。

私の家の猫は、布製のバックだと足元が安定しないため不安になるようでよく鳴いていました。外が見えないように布で窓を隠してみるのも一つの手かもしれません。

新居についてからが猫にとっては一番のストレスです。

何もない、知らない場所。自分の匂いも飼い主様の匂いもついていない場所。恐らくカゴを開けてもなかなか出てきてくれないかもしれません。私の猫は、怖がってダンボールとダンボールの小さな隙間に入ったまま出てこようとしませんでした。しかし、猫にとってはこれも普通の事なので、無理にそこから引き出そうとはせずにそっとしておいてあげてください。

少しの間、ご飯もお水もトイレもしないかもしれません。ご飯やお水は良いですが、猫にとってトイレは重要で、24時間おしっこをしない場合には病気になる可能性もあるので、引っ越しする時には普段使っている猫砂を全て捨てるのではなく、少し残した状態で新居に持っていき新しい猫砂と混ぜてあげてください。猫も自分の匂いがする為、迷わずに新しい場所でトイレを済ますことが出来ると思います。

引っ越しは飼い主様自身も慌ただしく、猫の異変に気付きにくい事もあるかと思いますが、猫にとってのストレスを理解して、軽減させる努力をすれば新居にも早く慣れてくれると思います。我が家の猫も3日もすればあちこちを見て回って走り回るようになりました。

4.引っ越しで猫の性格が変わる!?攻撃的で喧嘩っぱやくなる

猫は人が思っているよりもデリケートな動物です。

自分の安心できるテリトリーが無いと直ぐにストレスを抱えてしまい、最悪の場合は大きな病気に繋がってしまうこともあります。

特に引っ越しという出来事は猫にとって非常に大きな環境の変化になるので、一気にストレスが溜まってしまうことがあるのです。

二匹以上の猫を飼っている場合、この環境の変化からくるストレスで毛づくろいが異常に長くなったり粗相をしたり…と色々な問題行動が起こるのですが、攻撃的になったり緊張が取れないことで仲が良かった猫同士の関係が悪くなってケンカが増えてしまうことも珍しくはないのです。

こんな時はまず、無理に2人を一緒にくっつけずに、新しい住まいにそれぞれが落ち着ける環境を作ってあげることが有効といえます。

猫は高いところに上ると自分が優位に立った気分になり気分も落ち着くことがあるのです。

猫専用のキャットタワーなどは狭いマンションなどにも手軽に設置でき、更には猫にとって他の家具よりも高く、サッと登れる高さなので非常におすすめできます。

他にも暗い場所や、周りから見えにくい場所など一人で過ごすことができる場所も猫にとっては安心できる場所になります。

すっぽりと猫が入ることができるドーム型のクッションやトンネル型になっているものなど、ペットショップで色々な取り扱いがあるので、猫が落ち着けそうな物を選んで猫に一つずつ置いてあげると良いのです。

猫に一つずつ安眠できる場所を確保するのが難しいという場合は、少しだけ大きめのキャットタワーを置いてあげると解決することがあります。

タワーに二か所ほどトンネルが付いている物があるので、そちらを設置すると一匹ずつが安心できる、身を隠せる場所を確保できるのです。

実家の猫がまさにそうだったのですが、もともと仲の良い二匹だったのに、引っ越しを機にケンカが増えてしまったのです。

グルーミングも以上に長くなったりと落ち着かない様子が長引いたのですが、それぞれの安心できるテリトリーを確保したことで解決できました。

実家の場合はトンネル付きのタワーを設置して、エサを置く場所を別々にしたことが有効だったのです。

引っ越し先でなかなか落ち着かない場合は、それぞれのテリトリーを作ってあげることが大切といえます。

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5.猫にとって非常に大きなストレスになる寒さへの対策

2017~2018年にかけての冬は全国的に非常に厳しい寒さとなっています。私は北国出身なので寒さには強い方ですが、飼い猫はそういうわけでもありません。生まれも育ちも関東である我が家の猫にとって、こんなに寒い冬は初めてでしょう。

もともと猫という生き物は寒さが苦手です。

飼い主が外出する際につい暖房を切ってしまったばかりに、飼い主が帰宅するまで布団や押し入れの中に隠れて暖を取るというのもありました。2017年の晩秋あたりまでならそれで我慢できる程度だったのだと思います。

しかし、2017年の年末、うちの猫は急に体調を崩しました。

システムトイレにこびりついてしまうような泥状の下痢をするようになったのです。普段は便秘がちな猫なので、年が変わる前に病院へ。検査の結果、腸内環境の乱れ(らせん菌の増加)が原因の下痢だったようです。

注射と1週間の投薬で完治しましたが、らせん菌が増える原因には食生活やストレスなどが原因として考えられるようです。

「寒さによるストレスが原因だったのかな?」と予測して、猫の生活環境を整える工夫を増やしました。

まず、一つ目は「飼い主が不在時でも部屋の暖房をつけておくこと」です。

電気代は増えますが、仕事の都合で帰宅が深夜になると部屋はかなり冷え込んでいます。人や猫が過ごしやすい気温・湿度でエアコンを稼働させておくことにしました。

二つ目は「湯たんぽの活用」です。

エアコンばかりだと光熱費が嵩みますし、乾燥が気になります。エアコンだけでも寒さが気になる時には、お気に入りの段ボールハウスの中に湯たんぽを入れてあげています。

三つ目は「飲み水を白湯にしてあげること」です。

うちの猫は冷たい水でも問題無く飲むので、飼い主側の気持ちの問題が大きいような気がします。でも、印象としては冷水よりも白湯の方がゴクゴク飲んでくれていると思います。暖房器具で室内が乾燥しがちな為、なるべくしっかり水分を摂取してもらうためにも白湯を与えるようにしています。

これらの工夫によってか、無事に下痢は完治し、現在はとても元気に過ごしています。

寒さは下痢だけではなく、猫風邪やストレスによる様々なトラブル・体調不良の原因になります。飼い主側の工夫・対処などで猫が過ごしやすい環境を整えて冬を越すのが良いですね。

6.猫のストレス対策

猫はのんびりしているように見えますが、ストレスを感じるのか疑問です。外出する猫の場合は自分の縄張りを持っていて、その縄張りにライバルが侵入してこないか警戒をしています。しかし、室内飼の場合はこのようなことがないので、ストレスはあまり感じていないといわれています。

けれども、引越しのように環境が変わったり、新しい猫が家にやってきたりすると、ストレスになることがあります。

ペットホテルも猫にとってストレスです。いろいろな動物がいるし、知らない場所なので、強いストレスになってしまいます。

ストレスが原因の病気もあります。その一つが伝染性腹膜炎です。人間の場合、ストレスで免疫力が低下をしますが、猫もストレスで免疫力が低下をして腫瘍の発症率が高くなる可能性もあります。

自宅では1匹で飼っているし、長く今の環境に慣れているので、ストレスは感じていないのではないかと思います。でも、ストレスはできるだけ感じないようにしてあげたいので対策をしています。

猫のストレス軽減には遊んであげることがよいです。ねこじゃらしを使ってよく遊ぶようにしています。ねこじゃらしも気に入っているものと気に入らないものがあって、いろいろ試してみるのが楽しいです。素早く動かしたり、上下に動かしたりなど、動かし方にも工夫をしています。

一人でも遊べるようにキャットタワーを設置しています。運動になるので肥満の防止にもなります。

キャットタワーは大きいことが一般的なので、狭い室内だと置けないことがあると思います。そんなときには、ミニキャットランドというものがおすすめです。高さは20cmちょっとなので置き場所に困りません。一人で遊んでくれます。

猫はいつものんびりしているように見えますが、実はストレスを感じているのかもしれません。人間はストレスを感じるとつらいように、猫もストレスを感じたらつらいはずです。少しでも快適に過ごせるように工夫をしてあげたいです。

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2017.11.14