猫の喧嘩理由と止めさせる方法は?猫同士ケンカさせない仲裁と止め方

猫の喧嘩

私は実家で過ごしていた時期は22年間猫とずっと一緒に暮らしていました。

その期間だけで10匹近い猫達を見てきて感じることはたくさんありますが、今回は「猫同士のケンカ」について書きたいと思います。

猫同士でケンカはしょっちゅうです。良く道端で「うにゃーー!!!!」と激しい猫の声を聞いたことある方は多いと思います。通りがかりであれば気にしませんが自分の飼い猫のことになると全く違います。

猫のケンカは結構激しいです。鋭いツメや牙がありますので、噛みついたり引っ掻いたりすると結構な怪我をして帰って来ることもあります。特に猫の中では若い猫が強いわけではなく年齢が上の方が強い傾向にあります。

だから、飼い始めたばかりの猫は非常に弱い存在です。

野良猫とのケンカで気を付けたいのが、化膿する可能性が高いことです。野良猫のツメや牙にはかなり細菌がいるので、一端身体の中に入ると膿んでしまいどんどん体力を奪って最悪の場合は死に至ることもあります。

猫がケンカから帰ってきたら、猫の身体中を見てあげることが大切です。

猫は傷を舐めて治そうとしますが、猫のベロはざらざらしているので自分の傷口をさらに拡げてしまうことがあります。だから、怪我をしてひどい場合は獣医さんの治療を受けてください。

※この診察が遅れると大切な猫の寿命を縮めることになります。

また猫はオスとメスでケンカで怪我をする確率が変わるような感覚があります。特にオス猫はケンカをしやすいです。縄張り意識があり、よそのオス猫が来ると戦う習性があるので、猫初心者の方はメス猫の方が飼いやすいと思います。オス猫は可哀想ですがきょせいをすることが、ケンカによる怪我を少なくできるので、大切な猫と長く暮らすことができます。ホルモンのバランスでかなり大人しくなる傾向があるのです。

今は野良犬は極端に少ないので、犬を飼っている人が怪我をしたということは少ないと思います。猫は野良猫はたくさんいますので、このようなケンカによる怪我は絶えません。

猫の飼い方は自由ですが、私は家の中にだけ閉じ込めておくような生活の仕方は可哀想と思ってしまいます。人間としては怪我から守ってあげたいという気持ちですが、話を出来ない分汲み取ってあげるしかできません。

猫は狩をしたり、縄張り意識があったりと野生に近い動物だと思いますので、自分が猫だったと考えた時には、外に出て思いっきり遊びたいと思います。怪我のリスクはありますが、飼い主の責任としてしっかりとチェックすることが猫と共存する方法だと思います。

続いて、他の飼い主さんたちの体験談を紹介します。

猫社会には上下関係があるゆえに喧嘩に発展する

私の実家の両親は猫を2匹飼っています。始めは1匹だけだったのですが、買い始めた当初、成長が悪く病気がちだったので、気を使って頂いたのか、譲ってくれた知人の方から兄弟でもう1匹いかがですか?と声をかけて頂き、お互い、遊び相手にもなるし1匹も2匹も一緒と思い、気軽な気持ちでもう1匹引き取ることにしたそうです。

ところが、猫の世界では私たちが思うような簡単なことではなかったようです。猫が2匹になるまではたった3週間の差しかなかったのですが、どうやら猫の世界では先に来た方が先輩のようで、後に来た猫(後猫)は先にきた猫(先猫)に居場所や食事などいろいろな面で遠慮しているようです。

幸い、病気がちだった先猫も元気になり、2匹はスクスクと成長していきました。充分大きくなったある日、先猫はメスで、後猫はオスだったので、オスの後猫を去勢手術をすることになり、手術をしました。その途端、後猫は遠慮がちでおとなしめだったのが余計におとなしくなってしまい、その反面、発情期の先猫はギャーギャーとなく始末。後猫の気持ちはわかりませんが、きっと役に立てず申し訳ないと思っているのかもしれません。あまりに先猫が横暴に見えることが多かったので、先猫にも去勢をすることにしたそうです。結果、2匹の猫の上下関係が少しましになったようです。

それでも、2匹の上下関係に揺るぎはありません。特に顕著に表れるのが食事です。

2匹なのでと2皿にご飯を盛ってあげても、先猫が食事を終えるまで、後猫は食事を口にしません。後猫は先猫が満足してその場から去った後やっと食事を開始します。時々、ごちそう的な食事をあげる事があるそうなのですが、その場合、先猫の食欲が特に旺盛で、後猫の分がほとんど残っておらずほとんど食べられないそうです。だから、子供の頃は後猫の方が大柄だったのが、今は逆転しているそうです。その様子に見かねて、時々後猫が1匹でいる時を見かねて、おやつの鰹節をコッソリあげるそうです。しかし、鰹節を開ける音を聞いた先猫がすぐに来るそうで、結局2匹共におやつをあげる羽目になるそうです。

猫が大好きで、たくさんの猫に囲まれて暮らしたいと思う方も多いと思います。しかし、猫の世界は私たちが思っている以上に厳しいようで、上下関係は多分どちらかがいなくなるまで解消されることはないと思います。猫は自由で気分屋さんという言葉は本当で、私たちが構ってもツンとされ、甘えたいときはすり寄ってきてついつい相手になってしまう。それが2匹となると、2匹でじゃれている姿は可愛らしくて見ていて飽きないのですが、そんな姿以外の現実を見てしまうと、猫は1匹で優雅に暮らすのが猫がペットとして飼われる一番幸せな姿なのだと思います。もしどうしても2匹以上飼いたいという方は猫たちを同じ日に飼うことをお勧めしたいです。

喧嘩ばかりするので、別々の部屋で飼わせることに

複数の猫を同時に飼うと仲の良い場合もあり、仲が悪いという事もしばしば起こります。

よくあるのは最初に飼っていた猫が新しい猫を受け入れない場合です。私は最初にオス猫を飼っていましたが、その後メス猫を迎え入れました。ちなみに両方とも避妊手術は受けさせました。

この二匹は仲が悪かったです。

オス猫からすればいきなり自分のテリトリーに入って来たよそ者なので当たり前の話なのです。家の中で会えばケンカしてました。結局、二匹にとってストレスの無い環境を考えた結果飼う場所を分けることにしました。

オス猫は従来通り一階で、メス猫は二階の私の部屋にご飯もトイレも置いて二階を主な居住空間にしました。そうすると、顔を合わせる事もないのでケンカは減りましたね。オス猫も二階にメス猫がいる事が分かっているのであまり二階に寄り付かなくなり、メス猫のほうも階下には余程のことがない限り降りませんでした。

猫なりに考えているらしいです。

また、私の友人の家では5匹の猫を飼っていますが、そのうちの一匹だけがメス猫であとはオスです。こちらの場合は仲が悪いというよりは一匹だけのメスにオスがかまうという事らしいです。やはり全員避妊手術はしています。

それでも何かしらメスにちょっかいを出すのでメスがストレスから毛が抜けるまで体を舐める状態に陥り、動物病院にかかってストレスを軽減する薬などを処方されていました。それでもあまり改善されないので、やはりメス猫だけ他の部屋で飼う事にしたそうです。

具体的には家族のお姉ちゃんの部屋に隔離してそこをメス猫の居住空間にしたところストレスが軽減されて毛を舐めるのは止めたらしいです。

猫は神経質な生き物なので、多頭飼いの場合は気を使います。

複数飼いたい場合は、まだ幼い頃に一緒に飼うのが一番楽な方法です。

子供のうちはテリトリー争いをする事もなく、一緒に遊びながら大きくなるので上手くいくと思います。また、大人になった新しい猫を迎え入れるよりは子供の猫の方が受け入れられやすいと思います。子供の場合はテリトリーを犯されるという危機感が少ないためです。

相手にする程のこともないと思ってくれれば、受け入れて貰いやすくなります。

大人になった猫同士は同時に家に迎え入れる以外はあまり上手くいかない方が多いと思います。

先に居た猫はすでに自分のテリトリーを決めているので、そこによそ者が入って来たという認識しかしないからです。

オスとメスでさえ上手くいかないのですから、オス同士だと毎日ケンカという事にもなりかねません。

どうしてもそうなってしまう場合は居住空間を分けて飼うのが一番良いのではないでしょうか。

二匹の猫が喧嘩ばかりして困っている!

私は現在猫を2匹飼っています。

猫を2匹飼っておられる方で猫同士が喧嘩ばかりして困っているという方はいませんか?

私の猫も以前はそうでした。

先住猫が2~3歳の頃に1歳くらいの新しい猫をお迎えしたのですがそれはもう大変でした。しばらくはお互い警戒して距離をとっていたのですが、一度喧嘩を始めるとそれはもうしょっちゅう喧嘩するようになりました。

ただの軽い喧嘩ならいいのですがお互い生傷ばかり作って、その怪我が化膿しないかとか感染症にならないだろうかと気をもむ日々。

後からお迎えした猫にはいつのまにか“はげ”ができてしまったりとお互いストレスなようでした。

こんなに仲の悪かった猫たちでしたがある2つのことがきっかけで喧嘩をしなくなりました。

2匹の仲が悪いという方はぜひ参考にしてみてください。

①一つめは、ごはんを別々に食べさせることです。

始めは2つの容器で同じ空間でごはんをあげていたのですが、食べ始めるやいなや喧嘩を始めたり、相手のごはんを奪おうとしたりするのでまったく落ち着いてごはんを食べてくれません。

なので少し面倒ですがお互いの猫が視界に入らないように別々の部屋でご飯を食べさせるようにしたところ喧嘩をする回数がぐっと減りました。

まあ仲の悪い者同士を出会わないようにするという単純な作戦でした。

②二つめが、3匹目の猫をお迎えするというものです。

これが効果抜群でした。

2匹目を迎えた1年後にもう1匹本当に小さい子猫をお迎えすることになったのですが、この子猫がきてからというもの同じ空間に3匹がいても平気になりました。

先の2匹同士で連れ立って仲良くしているということはないですが、3匹目を挟むようにして一緒においかけっこをして遊んだり、だんごになって眠ったり、お互いをグルーミングしあうまでになりました。

これは驚きの変化でした。

今は3匹目にお迎えした子が先に亡くなってしまって、元の2匹だけになりましたが最初の頃のように喧嘩をするということはありません。

少し確実性には乏しいかもしれませんが、2匹の仲が悪くて困っているという方は3匹目の猫をお迎えするという選択肢もぜひ考えてみてください。

猫同士が喧嘩するのを止めさせる3つの対策

我が家では5匹の猫を飼っています。猫を多頭飼いするときに問題になってくるのが、猫同士の相性。猫にも相性というものがあって、しょっちゅうケンカする猫は出てきます。

猫の多頭飼いをしている人には、同じ悩みを抱えている方が多いのではないでしょうか。どうすればこの問題を緩和できるのか。私がとった対策を紹介します。

①トイレを複数用意する

トイレが一つしかないと猫はストレスを感じてしまいます。仲の悪い相手と同じトイレを共有するのが嫌だというのは理解できますよね。トイレの外に排泄をするようになったら要注意。ストレスが限界に達しているサインです。

対策としては、複数のトイレをなるべく離れた場所に用意してあげましょう。こうすれば猫のストレスも減り、ケンカの原因が少なくなります。

②猫が動き回れるスペースを増やす

狭いスペースに何匹もの仲間と一緒に閉じ込められると、猫はストレスを溜めてしまいます。ですからなるべく広いスペースを用意してあげましょう。といっても実際に部屋を大きくするのは難しいですよね。ですから、スペースを横ではなく縦に広げましょう。

うちは日曜大工でボードを作り、それを部屋の壁に据え付けました。こうすれば猫は床だけでなく、ボードの上でくつろぐことができます。市販のキャットタワーも効果あり。相性の悪い猫同士が近づく機会が減りますから、ケンカも少なくなります。

③ご飯をあげる場所をわける

一つのお皿にご飯を盛りつけて、そこに複数の猫を群がらせるようなご飯のあげかたをしていませんか。これはやめたほうがいいです。

ご飯の取り合いでケンカが起きることもありますし、気の弱い猫の場合はご飯を食べなくなってしまうことすらあります。手間は増えますが、お皿を複数用意してなるべく離れた別々の場所に置いてあげましょう。

以上の3点に気をつけるだけで、だいぶ違ってきます。

うちの猫たちは小さい頃から一緒だった兄弟姉妹ですが、それでもケンカは起こります。後から新しい猫を連れてくるという場合、よりいっそうの注意が必要になるでしょう。まずはゲージのなかに入れておき、少しずつ他の猫と交流させるようにしてください。

猫は繊細なので、こちらもきめ細かいケアで対応してあげましょう。

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