猫エイズキャリア(エイズウイルス)の症状と感染、多頭飼いでは他の猫にうつる?

猫の病気

猫好きの友人の話です。

1匹の猫を室内飼いでとても可愛がっていました。

ただ1人暮らしのため留守中寂しいのではないか、もう1匹お友達がいた方が良いかな?などど考えていたところ、まるで運命のように真冬の公園で震えている猫を保護したのです。

子猫は3ヶ月くらいでまだ自力では生きていけません。野良猫にしてはとても人懐っこく、捨て猫かもしれないと思われるタイプでした。

友人は当然家で飼うことにしようとその猫を保護し、まずは動物病院に連れて行き一通りの検査をして、風邪を引いていたのととても身体が汚れてれていたので、とりあえず2.3日病院で預かってもらいことにしました。

しかし元気になって引き取りの時に告げられたのがなんと「猫エイズキャリア」であるという事実でした。引き取って先住猫との対面を楽しみにしていた矢先に、まさに青天の霹靂です。

ただ医師の話によると、今はエイズワクチンがあるのでそれもノンキャリアの先住猫に打てば、感染の可能性はかなり防げること、また主な感染源は血液なので、流血するような喧嘩をしなければ、通常の生活では感染する可能性は低く、食器やトイレなども一緒でも構わない、ということでした。

しかしワクチンも100%の効果があるわけではなく、猫同士の相性もわからないので、何とも言えない・・・、ということだったので友人はかなり悩み、もうしばらく猫を動物病院で預かってもらうことにしました。

1匹だけで飼ってもらえる里親に出すという選択肢もありましたが、エイズキャリアの子をわざわざ引き取ってくれるという里親さんはそうそう見つからないということもネットなどの情報で知りました。

しかし保護した手前、見捨てるわけにもいかないので、先住猫にエイズワクチンを打ち、家に迎える決意をしました。先住猫は1歳ちょっと、そして保護猫も3ヶ月と若いことから、最初こそ少し距離はありましたが、2.3日で一緒に寝るようになり、心配だった喧嘩をする気配もなく、順調に過ごしているそうです。

両方雄猫ですが大人しく、喧嘩をする気配もないので隔離もしていません。

先住猫には年に1度のエイズワクチンの接種が必要になる以外は別段特別なこともありません。しいていえば万一喧嘩をしてしまった時のために、爪を定期的に切って手入れを忘れないようまめにすることくらいです。

この友人のケースは猫同士の相性が良かったという点で運が良かったのかもしれません。しかしエイズワクチンが開発されたことによりエイズキャリアの子は他の猫と一緒に飼えない、という時代ではなくなってきているようです。もちろんノンキャリアの子にはワクチンなど多少の負担がありますし、感染の可能性は今後もないとはいえません。

それでもエイズキャリアの猫を迎えて、出来る対策はしている友人の選択は間違っていないと思います。

その他の飼い主さんの話。猫エイズ、陰性から陽性への変化

里親募集の広告を見て、保護猫をもらってきました。ワクチンや各種検査は保護した方によって実施済みで、もちろん猫エイズについても陰性だったと聞き、引き取ったのです。

既に買っていたうちの猫との相性もよく、家にもすぐ慣れ、なによりすごく可愛いくてすぐに家族の一員として溶け込みました。もちろん数ヶ月はすごく元気で、健康面で心配な点もひとつもなかったです。

子猫の異変に気づいたのは私でした。いつも元気に走り回っているのに、その日は足を引きずりながら歩いていたんです。痛くて左足を床に下ろせないといったような歩き方でした。

室内飼いでしたが、最初は「元気すぎて高いところから落ちて、捻挫でもしちゃったのかな」と思ったんです。家族もみんな同意見でした。重症ではないだろうとは思いつつもとても心配だったので、その日のうちに病院に連れて行きました。

すると、診察結果がまさかの猫エイズだったんです。

保護者さんが行った検査では、子猫がまだ生後数週間だったため、行った時期が早すぎて偽陰性だった可能性があるとのことでした。偽陰性とは、本当は病気に感染しているのに、体内に抗体ができていないために検査結果が逆に出てしまうことを言うそうです。

そんなことがあるとは知らず、「あんなに元気だったのに」とかなりショックを受けてしまいました。しかし、一番つらいのは子猫だと思うので、飼い主の責任として最期までちゃんと愛情を持って接し、飼い続ける決心をしました。

今回幸いだったのは、子猫の異変にすぐに気づき、その日のうちに病院に連れて行けたことだったと思います。他の猫に移ることもなかったため、不幸中の幸いでした。

いつもとは違う動きをしている、態度が違うなど、ちょっとでも異変に気づいたら、すぐに病院に連れて行くことが重要です。感染や病状の悪化など、猫にとっての不幸を回避できるのは飼い主であるあなたしかいません!

ぜひ、普段から猫の様子を観察してあげてほしいと思います。

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