【猫の多頭飼い】先住猫と新入り猫が仲良くならない時、仲良くさせる方法

猫の飼い方

すでに猫を飼っている家に、新しく別に猫を迎え入れる際は注意が必要です。

先住猫と新入り猫が子猫同士なら問題ないケースが多いですが、どちらかが成人した猫の場合は喧嘩や仲良くならないケースが多いです。

ここでは実際に多頭飼いをして猫同士の喧嘩や仲良くならない問題を経験したことのある飼い主さんたちの体験談やアドバイスを紹介します。

1.多頭飼い猫同士の相性

猫を一匹だけで飼っていた時はなかなか分からない場合も多いのですが、2匹以上の猫を飼い始めた途端に問題になるのが猫同士の相性です。

人間のことが大好きな人懐っこい猫でも、自分以外の猫のことを嫌って、いじめてしまうと言う子もいます。

また、他の猫とは大丈夫なのに、どうしても相性の合悪い猫同士と言うのもいるものです。

飼い主が一匹で寂しそうな先住猫に、お友達を作ってあげようと思いせっかく新しい猫を連れてきたのに、先住猫との相性が悪かった、と言う話もよく聞かれる話です。

なるべく猫同士のストレスを和らげて多頭飼いするにはどうしたらよいのでしょうか?

新しい猫を家に迎えたら、まずお互いを見せ合って挨拶させたいと思う人が多いかもしれません。しかし、いきなり目の前に見知らぬ猫が現れたら、強いストレスを感じてしまう猫も多いのでお勧めできません。

そのため、まず新しい猫を連れてきた初日は、先住猫が普段あまり入らない部屋に新しい猫を入れ、ドアなどを締め切ってしまい1日目はその中だけで過ごしてもらうといいでしょう。

トイレやごはん、おもちゃや寝床などは用意し、新しい猫ちゃんも閉じ込められたストレスが感じにくいよう気を使ってあげてください。

鼻の効く猫たちですから、姿が見えなくてもお互いの存在はドア越しに分かるものです。

早く一緒に過ごすところを見たくても、まずはドアの隙間から匂いを確認し合うくらいにしておいた方がいいと思います。

猫たちが落ち着いているようでしたら、翌日から少しずつお互いを見せてあげるようにしましょう。

相性が極端に悪い猫でなければ、互いマイペースにすみわけをして暮らし始めるはずです。

相性が良ければ段々一緒にいる時間も増え、遊びやお昼寝を二匹でする姿も見られるはずです。

もし、残念なことに相性が良くない猫同士だった場合は、なるべくそれぞれの居住スペースを分けて、ストレスを軽減してあげる努力が必要になります。

どうしても部屋数が限られていますので、家具やキャットタワー、キャットウォークなどでそれぞれが落ち着けるお気に入りの場所を作ってあげることで、喧嘩やマーキングなどのトラブルを減らすことができると思います。

2.新入り猫(子猫)を先住猫(成人猫)と仲良くさせる方法

我が家にはいま2匹の猫がいます。

5年ほど前から飼い始めたミロと半年前にやって来たサビ、どちらも雑種の女の子です。

ミロはある程度大きくなってから飼い始めたので、かなり野性が残っています。外へ出掛けるのが大好きで、かなり神経質、警戒心も強い猫です。

駅の近くでミャーミャー鳴いていたガリガリ子猫がサビ。雪の降りそうな寒い日だったので、このままでは死んでしまうと思い保護しました。

家には手のかかるミロがいたので、もう1匹飼うのは難しい。とりあえず保護し、その後避妊手術を受けてさせてから、新たな飼い主さんを探そうと思っていました。

ところがというか、やはりというか、色々な手を使って探したけれど、サビの飼い主さんは見つかりません。

結局、我が家で飼うこととなりました。

家族の賛成は取り付けましたが、問題は先住猫のミロ。サビを受け入れてくれるか…ミロの性格を考えるとすんなり行くとは考えにくい。

前途多難は覚悟の上です。

保護猫ボランティアの方に、子猫の受け入れについてアドバイスもいただき、サビとの暮らしが始まりました。

まず「いきなり対面はさせないこと」これが一番重要です。

先住猫の性格にもよりますが、ナワバリ意識から子猫を威嚇、場合によっては噛みついて傷つける可能性もあります。

だから、最初のうちサビはケージ暮らしです。

落ち着けるよう、ケージには布をかけてあげました。

はじめはケージの布を取ると怖がっていたサビですが、すぐに慣れ、そのうちケージの外へ出たがるように。

※ここで焦りは禁物です!!

すぐにサビを出さず、まずはサビの匂いのついたタオルをミロのいる部屋に置いておきました。

ミロはすぐにやって来て、くんくん匂いを嗅ぎ、次にシャーシャーとタオルに威嚇。

最近、家の中で子猫の鳴き声が聞こえてくるので、どこかに猫がいるというのは分かっていたのでしょう。

1週間程タオルはそのままにして、サビの匂いに慣れてもらいました。匂いに慣れたら、ここで初めてサビのケージをリビングに移動。ケージ越しのご対面です。

サビがリビングに来た途端、ケージに近づきくんくん、そして予定通り?シャーシャー威嚇するミロ。サビは先住猫ミロが怖いというより、新しい部屋と大きな猫に、ただただ驚いていました。

ミロの威嚇がひどい時はケージに布をかけてサビの姿が見えないようにしましたが、1週間位経つとようやくミロも慣れてきました。

そこで今度は、サビをケージの外へ。

2匹はお互い匂いを嗅ぎ合い、その後ミロはお決まりのシャー。

威嚇が激しくなったら、すぐにサビをケージの中へ戻します。

徐々にケージから出す時間を長くしていきました。神経質なミロでしたが、今では同じ部屋で一緒にご飯を食べ、サビがミロにちょっかいを出したときだけシャーする程度。

どうなることかと思いましたが、案ずるより産むが易し、何とかなりました。

もう一つ大事なことは「先住猫を優先し、以前より可愛がる」ことです。

新しい子猫を迎えたら、ついそちらにばかり目がいきがち、先住猫は見捨てられたと思ってしまいます。

まずはミロ優先、慣れるまでは大げさなくらい誉めてあげました。サビが来ても家族の愛情は変わらないと分かってもらうことが重要です。

ミロが落ち着いていれば、サビも落ち着きます。

少し時間はかかりましたが、焦らず無理せず対面させたことが良かったようです。

3.先住猫が赤ちゃん猫を威嚇する時の対策

我が家では猫ちゃんが3匹おります。

今では仲よく一緒に寝たり、大運動会をしたり、ひたすら隅っこでとじこもったり…距離をとって上手に暮らしている猫ちゃんたちですが、2匹目を迎えた時、先住猫が断固拒否して威嚇してしまう、という問題が起こりました。

いったいこれからどうなってしまうのか…やっぱりお迎えは無理だったかな…と不安は募りましたが、こちらが焦っても無理だと気付き、少しずつ距離を近づける作戦をとりました。

①赤ちゃん猫はケージの中で飼育し、毎日少しずつのご対面時間を作る

基本的に赤ちゃん猫にはケージの中で生活してもらい、その上で先住猫のあまり入らない部屋に隔離。

ケージに入れたまま定期的にご対面タイムを作るようにしました。

あいかわらずシャーシャー威嚇はしていましたが、2週間たったころくらいからなんとなく存在に慣れてきたようでした。

②あなたが一番よ!

赤ちゃん猫はとてもかわいいですが、ついつい構いすぎて先住猫がすねてしまわないよう、あなたが一番よ、と大げさに何度も声をかけ、いつも以上にたくさん遊んであげました。

③ケージから出して同じ部屋で過ごさせてみる

ご対面を何度か繰り返し、先住猫が落ち着いてきたところで、赤ちゃん猫をケージから出し、同じ部屋で過ごさせてみます。もちろん見張りは必要です。あまりにもお互いが攻撃するようであればすぐにケージに連れて帰ります。

赤ちゃん猫のほうが積極的にじゃれにいってしまうのでハラハラしましたが、これもなんどか行っているうちに先住猫があきらめたのか、一緒に盛り上がって遊ぶことはないですが、威嚇はしなくなりました。

こうなったらあとは一緒に過ごす時間を徐々に増やしていけば、お互い距離感を学び始めたようで、放っておいても大丈夫になりました。そしてすっかり他の猫がいる状況に慣れたのか、3匹目を迎えた時も特に問題なく過ごせています。

猫ちゃんの性格は様々なので、まったく仲よくならない!なんて場合もあるみたいですが、大事なのは無理強いをせず、焦らないこと

インターネットでは2週間ぐらいで○○や2か月くらいで〇〇などの情報もありますが、あまり振り回されることなく、個性を受け止めてしっかり様子を見てあげるのがよいと思います。

4.喧嘩をきっかけに他の猫に怯える、怖がるようになった

猫を多頭飼いした経験がある私が苦労したのは猫が成猫になってからでした。これまではそこまで苦労したことはなかったのですが、ある時を境に1匹の猫に異変が起こってしまったのです。

当時3匹猫を飼っていて、3匹とも成猫へと成長を遂げていました。すると2匹の兄弟猫ミウとラウが喧嘩をするようになったのです。きっかけは寝床の取り合いだったのです。

ミウが普段から寝床にしていた場所をラウが寝床にしてしまい、ミウがラウに猫パンチをしてから喧嘩へと発展してしまったのです。

これぐらいの喧嘩なら猫を多頭飼いしている家庭では当たり前なのですが、これをきっかけにラウの行動に変化が表れてしまったのです。それはトイレで用を足さなくなり、寝床で糞尿をするようになったのです。

というのもミウとラウが喧嘩するようになってからというもの、もう1匹の猫ケンまでもがラウと喧嘩するようになってしまったのです。

理由は分かりませんが恐らくケンの親猫であるミウが敵対しているからだと判断しています。これ以降完全にラウは孤立してしまい、ミウとケンに威嚇されたり追いかけられて噛まれたりしていたのです。

そうなるとラウは2匹に怯えるようになり、水を飲むことさえできないくらい行動範囲が狭くなってしまったのです。そしてトイレもできなくなり、寝床でするようになってしまったのです。

今まで仲良く3匹で生活できていたのにこのような関係になってしまい私は悩んでしまったのです。そこで私がとった対策は、1階でミウとケンを2階の私の部屋でラウを生活させるようにしました。

ビクビク怯える様子は少しずつ改善されていき、寝床で糞尿をすることもなくなっていきました。私の部屋にはバルコニーが備わっているので、そこにラウ用のトイレを設置して糞尿をさせています。

完全に分けているという訳ではないのですが、家を留守にする際には特に気をつけていました。

ただ1つだけ不思議なことがあるのです。それは寒い冬場になるとこの3匹が仲良くなることです。寒いからなのか3匹固まって寝ていてお互いの顔を舐め合ったりしているのです。

改めて猫の性格はなかなか読めないと感じました。

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