肝臓の数値が高い病気持ちの猫ちゃんの餌や薬や健康管理について

猫の病気

肝臓の持病を持った子は野良出身で、4か月間、忍耐強く餌付けして捕獲・保護した子です。

元々は、地域猫として左耳が不器用にカットされたサクラ猫でした。

どのくらいの間、外で生活していたのかは不明ですが、保護したあと、病院で健康診断をすると、肝臓の数値が通常より高いということが血液検査で判明しました。肝臓は様々な役割を果たす重要な臓器の一つですので、この機能が低下すると、命にかかわってきます。

病院では、詳しく肝臓を調べるために、手術をして肝臓を少しカットして、検査に出しました。さらに、錠剤を一日二回、餌の後にあげることと、月に一度の血液検査がしばらくの間必要でした。

この子は特に神経質で野良出身なので、警戒心が強く、食後に薬を与えるのに非常に骨が折れました。

始めは、錠剤を柔らかいエサのようなもので包んで、ごはんの中においてやると

エサと勘違いして食べてくれましたが、そのうち気付くようになり、錠剤だけ残すようになってしまいました。なので、両膝に乗せて、口を開けさせて薬を入れて、呑みこませるようにしましたが、何度も「ペッ!」っと吐き出すこともありました。それでも忍耐強く繰り返して、なんとか飲み込ませました。必死でしたしね。

この薬の効果があって、徐々に数値が落ち着いてきましたが、時々、上昇することがありましたので、更にエサを「ロイヤルカナンの肝臓サポート」に替え、しけらないように、「冷蔵庫で保存」するようにしました。

病気用のエサは、味が淡白になりやすいので、なかなか食べない子も多いようです。

病院での検査は、月に一度から三ヶ月に一度、やがて半年に一度のペースになり、薬も様子見になりました。

現在は、問題にするほどではないけれど、時々、数値が気持ち高めの時もあるので、半年に一度、(猫にとっては一年に一度)血液検査をしています。

今のところ健康状態は良好で、とても元気で、エサもよく食べてくれます。

エサは「肝臓サポート」から通常のものに切替えました。(イギリスで開発された「カナガン」と「モグニャン」を交互に与えています。)

この状態まで戻すのに、約1年半かかりました。

病院通いは、医療費も馬鹿になりませんし、飼い主にとっても愛猫にとっても本当に大変です。

いま、肝臓の数値で不安な気持ちでいる飼い主さんにこの記事が役立ち、肝臓の病気は治る、という希望を少しでも持ってもらうことがきれば幸いです。

猫の病気が治らない時はセカンドオピニオン!他の病院の獣医の診察を受けることも大切です

2017.07.17