猫を家の中で飼うなら猫に合わせた室内レイアウトを!部屋作り、片付け、注意点は?

猫の飼い方

最近の猫ブームに影響を受けて「猫を飼ってみたい」と考えている方も多いと思われます。

実際に猫を飼う(買う)だけであれば容易です。

値段はピンからキリまでありますが、ペットショップに行けばほぼ間違いなく猫はいますし、保健所で引き取り手のいない猫を引き取ることもできます。

また、地元情報誌などで個人が飼い主を募集する広告も見かけられ、手に入れる方法はたくさんあります。

ですが、テレビで取り上げられる一コマや、我々がイメージするようなものだけが猫ではありません。猫を飼う上で苦労することはたくさんあります。

私の家で過去に猫を飼っていた際に悩まされたのは、家具やインテリアの配置です。

個体差はありますが猫は好奇心旺盛で、我々が暮らす家の中は彼らにとって巨大なアスレチックに見えていることでしょう。
一般的なイメージ通り、猫は高いところを好みます。

テーブルの上、電話台からタンスの上までありとあらゆる所を登っては飛び降り、お気に入りの場所を探します。

悠々と家の中を散歩する際に、飾っているインテリアや置いている家電は彼らにとってただの邪魔者でしかありません。棚や机の上の物を次々となぎ倒して通って行き、慣れないうちは置物や固定電話が落とされて破損したことがあります。

また、猫は高いところから飛び降りても平気というイメージが持たれがちですが、実は落下事故も多々あります。

物が落ちたような音が聞こえて様子を見に行くと、動けずにいたので病院に連れて行ったところ、骨折をしていたということも実際にありました。

それだけではなく、気になるものには飛びつくことがあり、ブラインドはバキバキに破壊され、部屋と部屋の間に掛けていた暖簾はボロボロに裂かれたこともありました。

ソファーや机・椅子の脚、柱といった場所は猫にとって爪をとぐのに有用な場所となるので、躾が上手くいくまではそれらを猫から守らなくてはなりませんでした。

我が家にやってきた猫はとても好奇心旺盛で、やんちゃな性格をしていました。なので、家具や猫自身を守るためにも「我々が生活しやすいレイアウト」から「猫も暮らしやすいレイアウト」へと室内の模様替えをすることにしました。

①まずはカーテンやブラインドなど、猫が興味を持って飛びつこうとする物の近くには、足場となるような家具を置かないようにしました。

床に裾が着いてしまうカーテンは対策をするのが難しかったのですが、ダンボールをバリケード代わりに当てることで、カーテンよりもそれに興味を示し、意識を逸らすことができました。

②次に猫の落下事故を防ぐため、家具の並べ方も工夫しました。

嘘みたいな話ですが、登ったはいいけれど降りられなくなって困っている様子が度々見られます。

降りられなくなり仕方なく飛び降りた結果事故に繋がってしまうことを無くすため、タンスを大中小と高さ順に並べることで段差を作り、動線を確保しました。

それでも飛び降りることがあるので、一度事故のあった家具の前にはクッションを置くといった予防も必要です。

さらに、タンスの上に飾っていた人形類、居間のサイドボードや電話台に飾っていた父や母のコレクション類も全て撤去し、固定電話は少々の不便があっても猫が通らない低い位置の棚に乗せて破損事故を防ぎました。

観葉植物が私の家にもありましたが、うっかり猫が齧ってしまい中毒を起こす場合がありますので、猫を飼うのであれば飾らないようにするか、猫が絶対に立ち入らない場所に飾るようにしましょう。

爪とぎに関しては猫が言うことを聞いてくれるようになり、定められた場所で爪をとぐとこを覚えるまでは、どうしようもありません。なので、あらかじめ猫の爪を切っておくのもいいですが、ペットショップでも購入できる、猫の爪とぎから家具を守るために貼るシートを購入しました。

シートはポリエステル製でつるつると滑るので「これで爪をといでも気持ちよくない」というように覚えさせることもできるでしょう。

どんな動物にも言えることですが、彼らと上手く付き合えるかは我々の度量次第です。特に最初のうちは手の掛かることが多いので想定していた以上の問題を引き起こします。

飼ってみて初めて気が付くこともあり、私のように事故があってから対策を施すなど、後手に回ってしまうこともあります。

これだけやったから大丈夫だろうと満足するのではなく、猫の成長や習性の変化と共にレイアウトを変える、生活しやすいように工夫するといったことが、人も猫も快適に暮らすための秘訣でしょう。

整理整頓が基本!

人間にはそれぞれ性格がありますが、もしも猫を飼いたいと思っているのであれば、整理整頓がしっかりとできると良いです。

そんな偉そうなことを述べている私ですが、実は猫を飼っているにも関わらず整理整頓が苦手な性格の持ち主です。しかし、そんな私だからこそ猫に関する失敗談があるので紹介させていただきます。

どうして整理整頓がしっかりできる性格の方が猫を飼うことに向いているのかと説明しますと、持ち物を猫に噛まれなくて済むからです。

猫をという生き物はとにかく何かしら噛まないと気が済まない生き物でもあるのです。なので飼い主は物をそこら中に放っていてはいけないので注意した方がいいです。

ちなみに私が猫から被害を受けた物は携帯のアダブタの線が一番多かったです。スマホに買い換えてからは被害が少なくなりましたが、当時はまだガラケーを所有していたのでアダブタの線が細くて猫の牙によって簡単に引きちぎられてしまいました。

結局2回ほどアダブタを購入する羽目になり、改めて猫を飼う際には整理整頓が重要になってくるのだと痛感した出来事でした。

そもそもどうして猫はありとあらゆる物を噛みたがるのかと言いますと、幾つかの理由があるそうなのです。ストレスを発散するためだとか、獲物を捕まえた時の練習をしているのではとも言われています。

私が被害にあったのはアダプタのみではなく、新聞紙や段ボールなども噛まれてしまい、部屋中にその残骸が散らばっていて掃除が大変でした。

あと飼い主として注意してほしいのは噛み癖のある猫のその後の様子です。というのも猫が物を噛んでしまうと、同時に噛んだ物の欠片を飲み込んでしまう可能性もあるのです。

今回のエピソードだとアダプタの線を飲み込んでしまう可能性だってあるので、そうなると猫が嘔吐することもあります。

猫が割りと嘔吐しやすい生き物とはいえ、なるべくならば異物を飲み込んでの嘔吐は避けたいものです。

したがって整理整頓を心がけることで猫の健康を守れるということに繋がるのです。

猫が危険な目に遭いそうな場所を抑えておきましょう。

猫の行動は飼い主が思っている以上に理解不能と考えた方がいいです。私が飼っている猫もまさにそんな猫でして、毎回のようにヒヤヒヤさせられています。

1つ目のエピソードは台所で夕御飯を作っている最中のことでした。まだ子猫だったということもあり、私が料理をしている最中にも足元に擦り寄って甘えてきていたのですが、急にガスコンロのジャンプしたのです。

しかもガスコンロでは鍋に火をかけていたので、洗い物をしていた私は手に泡をつけた状態で急いで猫をガスコンロから下ろしたのです。直接火に触れていないから大丈夫だと思った直後明らかに焦げ臭い香りが私の鼻に届いてきたのです。

猫の顔を見るとやはり髭と目の上の上毛が燃えていたのです。立派だった髭が短くなり先っちょも渦を巻くように縮れていて、みっともない状態となっていたのです。

それ以来私は料理をする際には猫を籠の中に入れたり寝室に閉じ込めるようになりました。もしも火に鼻を近づけたらと想像してみると恐ろしくて堪りません。なので料理の際には猫は台所に近づけないようにした方がいいです。

次のエピソードですが、これは思い出すだけでも冷や汗が出てしまいます。家に帰って電気を点けるといつもだったら鳴きながら駆け寄ってくる筈の猫がいないのです。

部屋中を探したのですがいないので、私の中で嫌な予感が過ったのです。その予感は的中しました。浴室を覗いてみると猫がお湯が入った浴槽の中に落ちていたのです。

結論から説明しますと猫は無事でした。浴槽の中に取り付けてある風呂の栓の鎖の金具部分に前足をかけて何とか沈まずに耐えていたのです。

とはいえ、私が風呂の蓋をしないで家を出てしまったことと浴槽のお湯を抜いておかなかったことから起きてしまったことなので、猫には本当に申し訳ないと思っています。

それからというものお風呂から上がったら必ず蓋をするようにしています。あと猫が浴室自体に入ることができないようにもしました。

猫の行動は読めませんので、もしも猫が危険な目に遭いそうだと思う箇所には猫が立ち入ることができないような工夫が必要です。

棚の整理は行っておくべき

猫と生活するということは猫の行動をしっかりと把握しておくことも大事になってきます。

私は猫の行動や性格を把握していたつもりだったのですが、それが完璧にできていなかったことにより痛い思いをしてしまったので是非参考にしてほしいです。

私が把握していなかった猫の行動や性格とは高い場所を好むということでした。猫を飼い始めた頃は気づいていなかったのですが、ある日のこと大掃除をしていたら棚からカサカサという音がしたので、見上げてみたらお菓子の缶が顔面に落ちてきたのです。

もちろんその原因を作ったのは我が家の猫で、私が衣装ケースを動かして拭き掃除をしている隙に衣装ケースを踏み台にして棚に上っていたのです。

猫という生き物は好奇心が旺盛ですから1度上がったら暫く降りてこず、棚の上を歩く度に荷物を落としたり、溜まっていたホコリを撒き散らしていました。おかげで余計な掃除が増えてしまったのです。猫はというと私がホコリを掃除している間に棚で寝床を見つけたようで、飼い主の気も知らずスヤスヤと寝ていました。

ただ良く考えてみるともしも落ちてきたのがお菓子の缶話、もっと重たい物だったら笑い話では済まされないということです。

ちなみにその時私が棚に置いていた物の中には処分する予定だった古いアイロンや工具セットもあったのです。これらが気づかない内に後頭部などに直撃してしまっては大ケガを負ってしまう可能性だってあるのです。

私は大掃除をきっかけに家中の棚を調べて落ちたら危険な物を整理して処分しておきました。皮肉なことにこの危機管理の徹底をしようと思わせてくれたのは猫だったので、今となってはお菓子の缶が顔面に直撃して良かったと感じています。

猫という生き物は寝床をいくつか持ちたい習性もあるようで、その1つには高い場所があるのです。

したがって飼い主は棚に猫を上らせないような対策が必要になりますし、あえて猫の為に棚を作ってあげるという選択肢もあります。

猫に合わせた家作り

私は少しの間猫を飼っていたことがありましたが、この家では活動範囲が十分でないのではないかと感じることがありました。よく芸能人はマンションの一室で飼っているというのでこれでも一戸建ての我が家では広い方だったのかもしれませんが、やはり野生のようにのびのびと暮らせないことを考えると不憫に思えたのです。

私の上司も猫を2匹飼っているのですが、新しく建てた家にはなんと、猫に優しい作りを採用していたのです。新しく建てた家の柱があっという間に爪とぎ場になることは覚悟の上だったようですが、それでも猫と人間が両方快適に過ごせるようハウスメーカーの人にかけあったそうです。

今は犬猫のための家という商品もあるようで、ハウスメーカーの方が詳しいこともあるのだとか。そういう担当さんに当たればラッキーだなと思いました。

だからこれからもし家を建てる計画があるならば、そして猫を飼っているならば、猫と暮らす家作りをしてみるのは良いと思います。各部屋のドアに猫だけが自由に出入りできる猫ドアを付けるとか、梁の上を猫が歩けるようにするキャットウォークを付けるなど、工夫はそれぞれのハウスメーカーが提案してくれるそうです。

特に運動量の多い種類の猫や、狩猟をする猫、ダイエットが必要な猫を飼っている方には少し家を改造してプチリフォームをするか、DIYすることをオススメしたいです。DIYなら道具さえそろえれば力も要らずできることも多いですし、ネットでも情報はたくさん転がっています。猫は狭いと不満を言いませんが、やはり適切な運動量は確保してあげたいです。

今のところ上司の家の猫2匹は新しい家に慣れたところらしく、広い場所でのびのび暮らしているそうですよ。家具の配置は一からできるので、猫が飛び移って物が散乱するということも防げたみたいです。

※絨毯(じゅうたん)には注意してください!

我が家には8歳の三毛猫が居ます。猫を飼うのはこれが初めてでした。最初に飼い始めた頃は特に問題は無かったのですが、半年が過ぎたある日、改善しなくてはならない問題が起きたのです。

その問題とは、室内の絨毯でした。当時、我が家では殆どの部屋に絨毯が敷いてあったのですが、その絨毯は毛足がパイル状の物を使っていたのです。ある日、愛猫がやたらと鳴いてるのに気付き声のする方へ行ってみると、何と絨毯のパイル状の毛足に爪が引っかかってしまったのです。
引っかかった部分を取ろうにもパニック状態になっているせいか、こちらに噛み付くわ暴れるわの状態でなかなか触らせてくれません。見かねた私は、取り敢えず身動きが取れれば足を触らせてくれるだろうと考え、裁縫箱から裁ちばさみを取り出し絨毯を切りました。

体が自由に動ける様になった事で、愛猫のパニック状態も収まり、無事に引っかかった部分を取る事に成功しましたが、このまま放っておく訳にはいきません。また同じ事が起こった場合、今度は骨折したり爪を剥いでしまう可能性があるからです。しかし中々良い案が浮かばず3日ほど悩んでいました。

その間ホームセンターなどで、パイル状以外の絨毯を探しましたが色味やサイズなどの条件に合う物は見つかりませんでした。いつまでも悩んでは居られなかったので後日、動物病院に相談しに行く事にしたのです。

すると獣医さんから、猫に限らず犬でも同じ様な状態になってケガをする子が、年に5回は来ると言われました。私はどうにかならないかと質問をしたところ、まずパイル状になっている物は使わない事と、掃除や買い換えの事も考えてタイル状の物を使ってみてはどうかと提案されたのです。ちなみにタイル型のカーペットは毛足が起毛タイプの物が多いそうです。

確かに、タイル型のカーペットならサイズを気にする必要もありませんし、柄も組み合わせで何とかできるかも知れないと思い、お礼を言って再びホームセンターに向かいました。何軒か回り、好みの色味があるお店を見つけ、この日は一部屋分のタイルカーペットを購入し家に帰りました。

設置をしてみたところ思っていたよりも良い感じに仕上がり、半端な部分をカットする事でサイズ調節も可能でした。これなら平気と判断した私は、次の日に全ての部屋のカーペットを交換しました。

あれから約8年経ちますが、その間1度もトラブルは起きていません。また、猫の特徴でもある毛玉吐きで汚れた部分も、タイル1枚分を洗えば済む様になった為、掃除が非常に楽になりました。爪が引っかからなくなった事はもちろんですが、この掃除に関しては予想以上の効果でした。

もし絨毯やカーペットで悩んでいる方は、1度タイル型検討されては如何でしょうか?掃除や買い換えなどの効率が良くなると思います。サイズなどが合えばタイル型で無くても良いと思いますが、その場合には毛足がパイル状の物以外の製品を選ぶと良いと思います。

扉を開け閉めは注意!猫が足を骨折

私が幼い頃から、ずっと猫を飼い続けていました。

累計、4匹の猫を飼いましたが、それぞれ性格も大きく違いますし、怪我や病気もいくつかありました。

ある日、1歳になったばかりの黒猫が後ろ脚の片方を引きずっていたので病院に連れていきました。病院に行くのを嫌がるので、洗濯物を入れるネットに入れて、車で連れていきました。

脚を骨折していました。

うちは一軒家なのですが、猫はよく外に遊びにいきます。朝、洗濯物を干すときなど玄関の扉を開けっぱなしにするので、そのときに出ていったり、窓や引き戸を自分で開けて出ていったりします。

実際に現場を見たわけではありませんが、予想されるのは、開けていた玄関が何かの拍子に閉まり、その時、玄関を通過していた猫の脚を挟んでしまったということです。

猫なのに、スッと逃げることも出来ず、挟まっている状態を見た家族もいないので確証はありませんが、他には思い付きません。

結局、しばらくの間、猫用のギプスを付けて生活していました。

保険に入っていなかったので、治療代はなかなか高かったようです。ギプスが気になるのか、やたらと嘗めたりするのでカラーを巻いていました。人間と同じで痒くなったりもするのでしょうが、こちらはどうすることも出来ません。

スポイトで飲み薬をあげるのですが、嫌がってなかなか飲んでくれません。2週間くらい、辛抱強く薬を与え、こまめに通院して、ギプスも一回り小さいものに変わりました。

カラーも外して、相変わらず脚を嘗めまわしていましたが、しばらく経って、脚が治ってからは引きずることもなく、再びお出かけに行くようになりました。

飼っている猫の中でも、特に大人しい猫で、鳴くこともあまりないので、怪我に気付くのが遅れたのではないか、そのせいで長い間、痛い思いをしたのではないかと申し訳なくなりました。

その黒猫はそれからは慎重になったのか、怪我も病気もなく、20歳まで生きました。

最後まで大人しくて優しい子でした。

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