猫が亡くなったらダンボールに保冷剤を入れて葬儀屋に連絡をする手順

猫の飼い方

大切な猫ちゃんの終活について私の体験談を紹介します。

いきなり亡くなった時の話なんてとても切ないですが、大切なことなのでお話したいと思います。

つい最近、姑が飼っている猫ちゃんで実際にあったことです。姑は遠く離れた父親の介護で、たまに家を空けることがありました。家を離れている間は、一緒に住む主人の弟が世話をしていたのですが、かなりのおばあちゃん猫で日中もあまり動き回ることはありませんでした。

その日は突然やってきました。朝までいつもの様子だったのですが、姑が父親の介護で数日家を空けたその初日に、家族が誰もいないところで息を引き取ったのです。
仕事から帰ってきた義弟が慌てて姑に連絡を取りました。

電話の向こうで泣き崩れ、動揺が収まらない様子の姑。義弟が「保健所に連れて行こうか?」と提案しましたが、「それだけは絶対やめて!」と電話の向こうで拒んでいます。

しかし姑もすぐにはとんぼ返りできない身。その間、私も一緒になって猫ちゃんにとって最適なペット霊園の場所を探し、親切に対応してくれるペット専門の葬儀屋さんをネットなどで探して手配しました。

姑が帰ってくる2日後まで、ダンボールの中に猫ちゃんを入れて、保冷剤で冷やしました。そして姑が帰ってきて涙の対面をした後、葬儀屋さんに来ていただきました。

葬儀屋さんはとても大切に猫ちゃんを扱ってくれ、家から少し離れた場所で専用の車でお骨にし、猫ちゃん専用の小さな骨壷に入れて持って来てくれました。悲しいけれど親切で行き届いた対応に姑も感激しておりました。

この時痛感したのは、大切な猫ちゃんのもしもの時のために、どのような最期を望むのか?遺骨を引き取るのか?お墓は必要か?いくらぐらいのプランの葬儀を依頼するか?など生前のうちから調べておいて、家族の誰もが分かるところに置いておくことの大切さです。

人間の終活と同じです。今は本当に色んな種類の施設があります。よく調べないと、中には料金だけ高くて悪質なところもあるようです。

生きることは死ぬこと。ペットを飼うということは、いつか別れがくるということ。そのことを肝に銘じて、猫ちゃんのためのエンディングノートを用意しておくことをお勧めします。

愛する猫を失ったペットロス

子どもが小さいころから、かぎっ子だった子どものお友達に、と子猫を飼うことにしました。といえば、いかにも子どもの希望、といった印象かもしれませんが、実は私も大の動物好き、子どもにかこつけて、自分自身も猫を飼いたかったものですから、猫が我が家にきてからは、ずっとかわいがって育てていました。

その猫も年齢を重ね、慢性的な腎臓病にかかりました。

治療食に切り替えて、ずっと様子をみていましたが、何分にも高齢になり、なかなか体調を管理することが困難になってきました。動物病院に通って点滴をしてもらったり、食事を食べやすいものにしてやったり、トイレの失敗も多くなったので、その世話をしてやったり、などなど、できることをしてやりました。

しかしながら、最後の2日程度は、動く気力も乏しいなか、家中をあちこち動き回っていました。今思うと、猫は自分の死に場所を探すと言いますが、それだったのだろうと思います。そうやって、最後は私の腕のなかで息を引き取りました。

そこから、娘が仕事から帰るのを待ち、動物用の棺がわりの段ボールに入れて、お花できれいにかざってやり、お気に入りの毛布をかけてあげ、お気に入りのおもちゃを入れてやって、とお別れの儀式をすすめていきました。また、翌日には、動物の供養をしてくれるお寺につれていき、お葬式をしてもらい、火葬をしてもらいました。

人間でも同じですが、こういった一連の作業は心の整理をするうえで、大変重要なものと思いますし、それが一つの区切りになっていく、と心得ていました。しかし、四十九日が過ぎてもなかなか心は立ち直ってくれません。ただ、私の場合、仕事ももっていましたし、他にも猫がいたので、その子たちが癒してくれたこともあり、少しずつ立ち直ることができました。

私はそうやって立ち直りましたが、友人で同じような体験をした人はそうはいきませんでした。結局彼女のことをすくってくれたのは、メンタルクリニックのカウンセラーでした。ペットロスに対して、専門的なカウンセリングを受けるようになり、しばらくして、元気を取り戻してくれました。

ですので、ペットロスが深刻になる前に、人によってはメンタルクリニックでカウンセリングを受ける、ということも必要かもしれませんね。