猫の呼吸が早い症状が出た結果、膿胸(のうきょう)という病気だった

猫の病気

猫というのは、日々の変化が薄い動物だと思います。

犬のように毎日散歩へ連れて行くなどの日課があれば、少し元気がなさそうだとか、ちょっとした変化にも気が付きやすいですよね。

猫はその点、具合が良かろうが悪かろうが、常に眠り続けていたりするのが困りものなんです。

それでも、病気になった時というのは普段と違う様子が必ずあるはずです。

我が家の場合、飼い猫が10歳を過ぎたころでした。

元々あまり遊んだりせず、眠ってばかりの大人しいタイプの猫でした。

けれど、ふといつものように抱っこをした時に、なんとなく呼吸がやや速いような気がしたんです。いつもならフーッとゆったりした呼吸のところを、フッフッと短い間隔で呼吸をしていました。

様子見をしようかとも思ったのですが、食欲も少し落ちぎみだったため、念のため動物病院へ連れて行きました。

そこで下った診断は、何とも聞きなれないものでした。

「膿胸(のうきょう)」というそうで、その名のとおり胸腔内に膿が溜まる病気です。

溜まった膿が肺の収縮を圧迫するために、呼吸が苦しくなります。悪化すると呼吸困難やチアノーゼを起こして死に至ることもある怖い病気なんです。

原因は細菌感染ですが、我が家の猫の場合はどこからそこに至ったのか全く不明でした。ちょっとした衝撃などで傷ついて、細菌感染する場合もあるそうです。

結局数回手術をして膿を抜き、無事元気になることができました。しかし、発見が難しく手遅れになることもあるので注意が必要です。

また、衰弱や老齢などで体力のない猫だと、手術をすることが出来ないこともあります。

初期症状が、「なんとなく元気がないかな?」「少し食欲がないかな?」くらいの微妙なものなので、見過ごされてしまうことも多いんですね。

なるべく早く発見して治療することが大切なので、普段から猫の様子をしっかり見ておくことが重要だと思います。

いつも一緒に過ごしている飼い主さんの「あれ?何かおかしいな」という勘は当たることも多いです。

少しでも普段と違うなと感じたら、早めに動物病院へ連れて行くことをオススメします。