猫下部尿路疾患という病気を治すため性転換手術を行った飼い主さんの体験談

猫の病気

友人が飼っている猫の話です。

雄猫で2歳のときに猫下部尿路疾患という疾患にかかり、オシッコが出にくくなったり、尿道がつまったり、血尿が出たり、膀胱炎のような症状を繰り返すようになりました。

問題は尿道がつまることで全く出なくなってしまう急性腎不全になりと2日くらいで亡くなってしまうため、普段から猫のオシッコがきちんと出ているかどうか気を配らなくてはいけなくなります。

動物病院では抗生物質を投与し炎症を鎮めてから食事療法を指導されます。

食事をマグネシウム分の少ない良質な「療法食」と言われるものに変えることになります。それが徹底できれば良くなっていく場合も多いようなのですが、なかなか改善しない場合もあります。

友人の猫の場合は好みの療法食が見つからずなかなか食べてくれなかったのでつい好物なものをあげてしまったりして、尿道つまりを繰り返していました。

さらに友人は当時ひとり暮らしで仕事をしていて、猫にかかりきりになることはできません。そんな日々を過ごすうちに、仕事から帰ると猫がぐったりしていて、慌てて病院に駆け込んで尿を出してもらうという処置をしたことも何度もあったそうです。

そこで獣医さんから提案されたのは外科手術で、パイプ手術という人間で言う性転換手術に近い手術です。石ができても尿道先端につまらないように、ペニスごとカットしてしまう方です。オシッコするときに多少石がが多くても、尿道の先端が切断され太くなっているためつまることはないため、根治術にもなります。

友人も性転換手術というと少し抵抗は感じたそうですが、命には代えられないということで決意しました。手術代金は20万と高額で入院の必要もありましたが、無事に成功し元気に帰宅できました。

それから現在3年経過し、猫は6歳になりとても元気に過ごしています。

石のつまりやすい体質は変わらないので食事には気をつけていますが、徹底したものではなく、おやつも食べていても、手術後猫下部尿路疾患で病院にかかったことはないそうです。

愛猫の病気は飼い主にとってとても辛いものです。

また、生活もあるので病気だからとつきっきりになれるわけではなく猫のためにさける時間も限度があります。人間ではできないような手術も猫なら可能な場合もあるので、困った時は獣医さんに相談してみることをおすすめしたいです。

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